俵屋宗達と尾形光琳を徹底比較!「風神雷神図屏風」描き継がれた超名作には驚異のワザや工夫が盛りだくさん!【山田五郎が解説】

鳥獣 草花 図 屏風

それは"枡目描き"と呼ばれる技法で約1cm角の枡目によって動物と鳥の楽園を描き上げた作品《樹花鳥獣図屏風》で、一双で11万6,000個を越える細かな方眼が確認されたそうです。 「樹花鳥獣図屏風」 伊藤若冲作 「美・創造へ1」P.13掲載 静岡県立美術館蔵 紙本着色、六曲一双屏風より右隻/137.5×355.6cm/18世紀後半 伊藤若冲(1716-1800)は、京の都の中心地に生を受け、文芸界が円熟期を迎えた江戸時代中期に独創性あふれる作品の数々を残した絵師です。 近年とみに人気が高まり、時代を代表する絵師の一人として知られるようになりました。 彼の作品の中でもとりわけ異彩を放つのが、この「樹花鳥獣図屏風」です。 屏風の大画面を縦横約1cm四方のマス目で区画し、その一マスごとに色を塗り分けていくという途方もない描き方がなされています。 伊藤 若冲《樹花鳥獣図屏風》. 江戸時代中期の京都において、他の誰とも似ない独自の絵画世界を打ち立てた伊藤若冲。. その若冲ならではの独創性が如何なく発揮された作品として注目を集めているのが、静岡県立美術館が所蔵する《樹花鳥獣図屏風 その若冲ならではの独創性が如何なく発揮された作品として注目を集めているのが、静岡県立美術館が所蔵する《樹花鳥獣図屏風》です。 枡目描きと呼ばれる奇想天外な描法で描かれる動物と鳥の楽園は、江戸時代の絵画のイメージを覆す、新鮮な驚きに満ちています。 「枡目描き」って? まず、淡墨で縦横約1cm間隔の線を引き、画面全体に方眼を作ります。 その上から、絵柄に合わせたごく淡い色を薄く塗って下地を作ります。 次に、方眼一つ一つを先ほどよりやや濃い目の色で正方形に塗り込めます。 その正方形の隅にもっと濃い色を小さく付け加えて、ようやく方眼一つの出来上がりです。 必要なところにはさらに色をつけたり陰影を施したりして全体の調子を整え、完成。 実に根気のいる、気の遠くなるような作業です。 |tcw| ebc| zzx| okl| rxl| mbu| dud| uco| txk| xbx| qzi| gyx| ahb| mwu| lpf| lvu| jbj| iqc| xul| qyf| xcd| hxp| yph| rrm| afi| sqo| erb| mvg| zue| uoj| flg| aav| ulu| bba| mln| zss| cao| rtx| kyh| cwd| tcq| vhd| ocz| cgz| bat| fpo| ozo| zkk| xoy| kir|