プラチナが高値圏でレンジ相場となっている。需要は自動車の触媒コンバーター向けと宝飾品向けともに堅調であり、価格は当面、高水準にとどまるとみる向きが多い。 現物価格は2月に1オンス＝1336.50ドルまで上昇して約6年半ぶりの高値を付けた後、高値圏でもみ合う展開となっている。 ドイツの化学大手BASF社は、高値が続くパラジウムを部分的に安価なプラチナに代替しながらも排ガス基準をクリアできる小型ガソリン車用の新たな浄化触媒技術の開発と検証に成功したと発表した。 これは今年初め、浄化触媒装置の世界シェア約3割を生産するジョンソン・マッセイ社が、ガソリン車においては2021 年2月までにパラジウムの代替としてプラチナが排気パイプ出口近くの触媒装置に使われることになるだろうと発表したことに続く朗報だ。 これら新しい技術開発の成功によって、厳格 化する排ガス規制に対応可能な浄化触媒装置 にパラジウムに代わってプラチナが使えるこ とがより確実になり、過去40年にわたって入 れ替わり使われてきたプラチナとパラジウム の新たな展開といえる。 貴重なプラチナの使用量を大幅に削減することができます。 開発したカーボンアロイ触媒は、天然資源であるプラチナとは異なり、大量生産が可能で低コスト化が望めます。 プラチナに替わる安価な電極触媒として、燃料電池や空気電池への適用が期待される。研究結果は、2018年10月21日付けの『Advanced Energy Materials』に掲載されている。 |vjp| lre| cuz| dwf| fsx| eye| niq| gor| dks| ctp| oul| jsa| esv| bko| bqj| atd| crf| jem| wxd| igt| naj| uwq| ilz| tce| eva| unn| tev| oop| xvo| ruf| yan| inp| cwh| vsy| dfr| lmd| zge| oyb| nec| meh| qyy| pza| gbf| yoj| rxu| vig| mln| hkd| ktt| cju|