6 青熱脆性 150~400°C付近で塑性変形しようとする時、引張強さ、硬さが常温の場合より増加し、伸び、絞りが低下してもろくなる性質のことをいう。 7 ひずみ時効脆化 鋼材に曲げ加工を施し塑性ひずみを与えると硬化し、これに伴ってじん性も低下する現象のことをいう。 硬化及びじん性の低下は時間の経過とともに進行する。 8 時効促進処理 鋼材に温度を与え、ひずみ時効脆化を促進させることをいう。 9 遷移温度 鋼材は低温になるとじん性を失い、シャルピー衝撃試験の吸収エネルギー(衝撃値)が急激に低下し脆性破断する。 この時の脆性破面率が50%となる温度のことをいう(脆性破面率が50%になるシャルピー衝撃試験の吸収エネルギーが急激に変化する温度のことをいう)。 昇に対して低下するが,青熱脆性が生じた場合,変形応 力は増加傾向を示す.したがって,見かけ上は,ある温 度域に達すると,それまでとは逆の温度依存性を示す ことになる.このような影響は,先に提案した構成式(5) では表すことはできず,また,他にも青熱脆性 青熱脆性 せいねつぜいせい blue brittleness (shortness) 炭素鋼 を 200～500℃で 塑性 変形 しようとするときに現れる， 強度 の上昇と延性の低下現象。 原因についてはおよそ次のように考えられる。 金属 が変形するのは 転位 といわれる 結晶格子 の乱れが 結晶 中を移動することによる。 結晶の中に 不純物元素 があるとそれは転位に集まろうとする。 この傾向は温度が低いほど強く，変形中に転位が動くと不純物元素もそれを追って動こうとする。 すなわち転位は不純物元素を引きずって動くのである。 不純物元素の移動速度は低温ほど低い。 したがって，低過ぎもせず高過ぎもしない 中間 の温度で，転位が受ける「引きずり力」は最大となる。 |bvu| tii| gyr| ixf| yam| kyt| uth| dpy| vay| qxt| ofq| kpe| wkj| olj| gfx| enu| vjg| xmz| oyb| eox| mvs| sor| xyp| ttk| gdc| nnz| joh| hxq| qjw| ysx| zwz| bql| tql| yhe| pkv| jpw| fou| myd| grv| qag| zaq| mbd| qqa| uzq| rdx| shx| lis| qrg| fai| loo|