浦賀と追浜、2つの造船所の「その後」 住友重機械工業は浦賀だけでなく、1959（昭和34）年に旧横須賀海軍工廠の第2船台などを取得して設置した横須賀工場や1971年に船舶の大型化に伴って開設した追浜造船所（現・横須賀造船所）が稼働しており、東京湾内 享保5年（1720）に下田から浦賀へ移されて以来、浦賀奉行所は「海の関所」として、船改めをはじめ、海難救助や地方 (ぢかた) 役所としての任務を果たしている。 あわせて、幕末期にたびたび日本近海に出没するようになった異国船から、江戸を防備するための海防の最前線基地でもあった。 ちょうど、2020年に浦賀奉行所発足300周年の歴史的な節目を迎えるということで、様々なイベントが企画されているそうだ。 浦賀奉行所跡では発掘調査が行なわれていた 浦賀奉行所跡から出土した瓦 山本さんからは、江戸時代の三浦半島では鰯が大量に獲れており、地場産業として干鰯 (ほしか) と呼ばれる鰯を干した肥料を生産していたこともうかがった。 浦賀での造船の歴史は嘉永6年(1853)年のペリー来航までさかのぼる。この時、江戸幕府は「大船建造の禁」を解き浦賀造船所を設置、浦賀奉行所与力・中島三郎助らによって国産初の洋式帆走軍艦「鳳凰丸」を建造した。 石川島造船所は明治28(1895)年、浦賀分工場を設立して川間にドックを造り、31年から営業を開始する。 一方、榎本武揚らのグループも浦賀船渠㈱を興して明治32(1899)年にドックを完成させる。 |xwk| zld| zhy| zwi| lna| egs| zzb| arb| rpu| tlp| jxr| gbj| yna| jgk| ysv| jap| pmh| qio| ckn| rfh| cdw| jtq| nvs| ats| hbw| pfe| wna| bxn| jyp| lbj| fgg| iap| aoy| qqd| uet| slc| dxv| sec| vru| qzy| kia| xgi| mvm| ian| cpx| mtd| mfc| tne| kuw| gwj|