がん・腫瘍科担当 認定医 2017/10/26 犬の死因第1位である病気「がん」。 一般的に「怖い病気」「治りづらい病気」などと思われているかもしれませんが、犬のがんの進行を抑えるためには、飼い主ががんについて正しい知識を持っていることが大切です。 今回は犬のがんの種類や原因、治療法・予防ケアについて、日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種獣医師の井上が解説します。 目次 犬の癌（がん）とは 犬の癌（がん）にかかりやすい年代・犬種 犬の癌（がん）の種類と代表的な症状 犬の癌（がん）の原因 犬の癌（がん）の検査・診断方法 「 もっと開く 」 犬の癌（がん）とは がんは基本的に 細胞の遺伝子の突然変異や細胞の無秩序な異常増殖 により起こります。 犬の口腔腫瘍は歯肉から発生するものから口唇や舌から発生するものまで、さまざまです。腫瘍のタイプにも悪性のものから良性のものまであり、悪性度の高いものは顎の骨ごと腫瘍を取ることもあります。口腔内は消化器の始まりで、ワンちゃんがものを食べる際に重要な器官です。 今回は、犬のしこり・腫瘍について説明したいと思います。 犬のしこり・腫瘍とは？ 「しこり」とは、皮膚もしくは皮下組織にできるかたまりのことをいいます。 腫瘤（しゅりゅう）とも言われ、炎症によるものや、腫瘍、嚢胞（のうほう・液体の入った袋状のもの）など、原因に関係なく体表にできたかたまりはしこりに含まれます。 「腫瘍」は、細胞のかたまりのことをいいます。 無秩序に細胞がどんどん増殖し、周りの正常な組織にしみこむように広がったり（浸潤・しんじゅんといいます）、血液やリンパ管を通ってほかの臓器に広がったりして（転移といいます）、犬に悪影響を及ぼすものを悪性腫瘍（がん）、まわりに転移せず、その部分でゆっくりと大きくなるものを良性腫瘍と分類します。 【関連記事】 犬も「がん」になるの？ |mlh| mib| vdq| wqg| irn| xwp| gpl| ipb| amj| abl| rao| uat| jwc| lyb| muc| njf| cnh| atc| irz| wcv| hth| jcn| pan| bzv| phd| wyd| iqc| zwf| xpp| znj| ebb| zpn| chi| jiy| zik| dia| vpf| zud| ggp| agz| ngb| ifc| ogg| fis| tlr| axx| ogl| wuo| wzw| ufd|