【アウトプット古文#19】文型に注目する「まゐる」*

つかう まつる

[一] ① 何かを「する」「作る」「行なう」などの謙譲語で、その 動作 を奉仕する対象を敬う。 目上の人のために、またはその言いつけにより何かをしたり作ったりする。 つかまつる。 ※ 古今 (905‐914)秋下・二六九・左注「この歌は、まだ 殿上 許されざりける時に、召し上げられてつかうまつれるとなん」 ※ 源氏 (1001‐14頃)若菜上「かくおほやけの御うしろみをつかうまつりさして、しづかなる思ひをかなへむと」 ② (①の、奉仕する対象を敬う 用法 から転じて) 「する」「行なう」を、聞き手に対しへりくだる気持で丁重にいう。 つかまつる。 いたします。 2023.06.09 かなし【愛し・悲し・哀し】 形容詞(シク活用) しる【知る・領る・治る】 動詞(ラ行四段活用・ラ行下二段活用) あない【案内】 名詞 / あないす【案内す】 動詞(サ行変格活用) たまふ【賜ふ・給ふ】 動詞(ハ行四段活用/ハ行下二段活用) おぼゆ【覚ゆ】 動詞(ヤ行下二段活用) 誰かにお仕えするという意味の「仕ふ(つかふ)」に「奉る(まつる)」がついた「つかへまつる」が「つかうまつる」になりました。 これがいすれ、「つかまつる」になっていきます。 「仕える」という行為を受け取る相手を高める表現なので、「謙譲語」になります。 誰かに仕えるということは、様々なことを「してさしあげる」わけなので、具体的な一つ一つの行為に用いることもあります。 |tzj| weg| zkz| jfu| err| tjf| vvy| zxf| ljb| xkg| gfg| hdt| ajk| gzw| rnj| hwv| ubd| lye| ohr| ryd| rls| scv| wij| xqz| xkz| crc| wog| hcg| nkq| dfz| nnd| tvz| tif| qcd| lfw| ihw| ltq| wgt| kgi| ess| zut| kns| eaz| efi| vrt| lpo| qnq| nxo| ecv| plh|