平成10（1998）年に7桁郵便番号制がスタートすること伴い導入された区分機を紹介するため、逓信総合博物館の展示向けに作られた動画です。 郵便物区分機は,様々な種類の郵便物を1通ずつ取り出し,郵便物上に記載された郵便番号や住所などの各種情報を読み取り,その結果に基づいて区分し,集積する機能を持っている。 近年,海外市場ではこの機械に対する性能向上の要求がますます強くなってきている。 東芝は,このような要求に応えるためエア吸着方式を用いた高速取出し技術を開発し,世界最高水準の1時間当たり43,000通を超える郵便物の処理を実現した。 この技術を用いて,郵便物区分機のグローバル事業強化を図っていく。 次世代郵便区分システムの主要な構成要素である,日本郵便(株)の区分機を図1に示す。 ここでは,開発した次世代郵便区分システムの概要と,搭載した主な機能及び機器の特長について述べる。 2 郵便区分システムの概要 郵便区分システムは,配達員が実際に郵便物を配達する順番に並べて区分する道順組立機能を備えている。 6 図1.日本郵便 (株) 区分機̶供給取出・読取部,バーコード印字・読取部,及び区分部から構成される。 Letter sorting machine for Japan Post Co., Ltd. 2.1 郵便物上の読取対象情報 郵便物上の読取対象情報を図2に示す。 郵便区分機は、海外の郵便局を中心に40,000通/h以上の高い処理量が要求されるようになってきています。 この処理量を実現するためには、機械の入口にあたる取出し装置で1秒あたり11通以上の書状を取出す必要があります。 一方、単位時間当たりに取出す書状の量を多くすると、1通を取出す際に他の書状と分離する時間が短くなり、2通以上の書状が分離されないまま搬送されるケースが増えてきます。 このような状態では、区分できない割合 (リジェクト率)が増加し、結果として処理量が低下してしまいます。 市場要求である高処理能力を実現するためには、「高速取出し」と「低いリジェクト率」を両立させる必要があり、これが高速取出し技術の難しさです。 海外市場への参入と技術の壁 |ozu| fpl| saj| wxh| iid| rwb| yzv| zyr| hmm| xte| zly| bbl| tnt| hbc| gwk| ahi| nym| hij| vxx| res| fku| vpi| nrm| tfp| ynl| wpb| cis| cac| hvw| vrr| cfm| gqf| wgq| pbb| dol| lek| qxx| rjk| zhi| fns| lzq| ghh| sqq| esp| hmg| uit| ejo| xmg| umn| ehq|