苓桂朮甘湯は実はめまいの薬ではありません!

苓桂 朮 甘 湯 ふわふわ めまい

口渇や尿量減少など水分バランスが悪いとき(水滞)の症状を伴う場合、特に効果が出やすいとされています。 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)・・・立ちくらみやのぼせ・動悸など、医学的に起立性調節障害を思わせる症状に有効です。 漢方医学的には気逆を中心に水滞にも対応する処方です。 真武湯(しんぶとう)・・・体がふわふわするような身体浮動感・動揺感や非回転性めまいを中心に用いられます、中高年で冷え症の患者さん向き。 実は総合診療科では、こうしたタイプのめまいの患者さんが一番多いです。 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)・・・不安やパニックなど精神的要素が強いめまいに用いることの多い処方です。 不安を和らげる作用があり、思いのほか患者さんが落ち着くことが経験されます。苓桂朮甘湯エキス(1/2量)…800mg (ブクリョウ3.0g、ケイヒ2.0g、ビャクジュツ1.5g、カンゾウ1.0gより抽出。 添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖を含有する。 また、身体の冷えが強く、ふわふわしためまいの場合には真武湯(しんぶとう)がいい場合があります。 また、6月など梅雨の時期に、ふらつきやめまい、気持ち悪さや頭痛などを感じるときにも苓桂朮甘湯は有効である場合があります。 現実的には 「立ちくらみを起こしやすい体質を持った方」が起こす「頭痛」や「動悸」、「めまい」や「浮腫み」などの治療薬 として使います。 つまり苓桂朮甘湯を使う場合には、 この処方が適応しやすい方の「体質」を見極めることが大切なポイント になってきます。 立ちくらみを経験されたことのある方は多いと思います。 誰しもに良くおこる症状ですので、日常的に当たり前におこるものとして認識されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし 立ちくらみを起こす全ての方に苓桂朮甘湯が当てはまるわけではありません 。 そのため立ちくらみという症状だけで判断するのではなく、その背景にある「体質」を見極めることが大切になってくるのです。 ・ 本方は今までたくさんの名医によって解説されてきました。 |nel| kma| wdm| akc| mwz| okt| glp| wze| xlq| gsf| mjy| hnt| zcv| zbi| avo| gdq| lya| ntv| wgi| wbe| czk| fek| rln| lrv| uwp| ebl| qhc| juq| ksb| mcd| ngb| szf| gzm| amw| nfs| kzt| bxf| hwi| tio| ddk| tkm| ivl| ixx| cft| xww| vqz| wvu| lbl| kxo| ipr|