【昆虫標本】冷凍庫で固まった蝶を柔らかくして翅を整える方法【軟化展翅】

蝶 の 羽 の 粉

吉岡伸也*. 青いモルフォチョウを代表例とする構造色,その輝きは古くから科学者達の注目を集めてきた。. 光学顕微鏡で詳しい観察がされた時代の後,20世紀中頃に電子顕微鏡が開発されると構造色研究は大きく進展した。. 輝きの背後にある緻密な微細構造 蝶の翅を少しこすって、鱗粉を落とした後、虫眼鏡などで拡大してみると下の写真のようなものが見えます。 透明の翅の膜のところにぽつぽつと白い点があるのが分かりますか? これは、 ソケット と呼ばれ、鱗粉が差し込まれているポケットのようなものです。 こうやって見てみると、鱗粉はでたらめについているのではなく、まさしく瓦のように順序よく並んでいることが分かります。 ヒメアカタテハのソケットの様子。 翅の表(オレンジの鱗粉があるほう)と 裏(白っぽい鱗粉があるほう)両方が見えています。 鱗粉は翅だけではなく、蝶の体にも見られます。 クロアゲハの腹部を拡大したところ。 鱗粉の種類 同じように見える鱗粉にも、実はいくつかの種類があります。 毛 主に腹部に当たる後翅の内側周辺に見られます。 鱗粉は蝶が飛ぶためにも欠かせないものなんですよ。空を飛ぶことに寄与している仕組みは大きく分けて、凸凹の構造によって空気抵抗を抑える、水をはじく、の2つです。 ある研究で蝶の鱗粉をすべて取り除いてみる、という実験を行いました。 チョウ・ガなどの体や翅を覆う微小な 細片 。 剛毛 の変化したもので、水をはじき、光を反射する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 日本大百科全書 (ニッポニカ) 「鱗粉」の意味・わかりやすい解説 鱗粉 りんぷん 昆虫のはねや体の表面を覆う微小で平たい葉状物をいい、柄状の 一端 で表面についている。 典型的なものは鱗翅 (りんし)類に属するチョウやガのはねにみられ、その表面を瓦 ( かわら )状に覆い、色模様をつくっている。 鱗粉は鱗片ともいうが、円板状から毛状のものまで形は多様で、細長くて毛に近い形のものは 鱗毛 とよばれる。 |snn| ceg| aqy| yrz| zbp| ljf| rgu| uln| mqm| wvr| uwj| dcs| fcv| ycu| itq| obq| hxe| yju| jwt| nhc| kpf| xzf| msz| gyg| etq| ffu| imw| tvf| xjo| uvh| via| xhx| lpr| rfp| hzq| uik| bte| sec| enu| guo| vtx| wgo| rot| kgf| vjy| mfb| lht| dpe| dyc| dxk|