胸腺 は胸骨の後ろで、心臓の前面から上部にかけてにある左右1対の器官です（ 縦隔前部 〜 上部 ）。 T細胞 の分化と成熟の場である 第一次リンパ性器官 です。 胸腺はリンパ系の器官ですが、内部にリンパ小節は持っていません。 胸腺は 乳幼児ではよく発達 していますが、思春期を過ぎると次第に退化します。 ※ 第1次リンパ性器官はリンパ球が生まれ育つ場所。 第2次リンパ性器官はリンパ球達が働く現場、免疫応答の場です。 血中や組織で単独で存在しているリンパ球もいますが、免疫応答を主とするリンパ節や脾臓、扁桃などではリンパ球たちはカタマリとなって存在しています。 これをリンパ小節といいます。 胸壁とは、胸を形作っている骨格と、それを肉づける組織から成り立っています。胸壁はいくつかの骨が組み合わさってできあがっています。 くびと胸との境に、左右に1本ずつ横にある骨を鎖骨（さこつ）、胸の中央に縦にある骨を胸骨といいます。 乳房は乳腺と結合組織・脂肪組織から構成されています。 そして、乳腺は母乳を作る小葉と母乳の通り道である乳管から構成されています。 乳がんは乳腺から発生いたします。 乳房を簡易的に区分けをします。 例えば、外側の頭側はC領域と呼びます。 C領域は乳腺量が多く、乳がんが多く見つかる部位です。 乳房の構造 乳房の区分 乳がんの発生 乳がんが発生した場合に一番転移しやすい部位がリンパ節です。 それも乳房近くのリンパ節です。 図のように乳房の周囲にはいくつものリンパ節がありますが、その中でも腋窩（ワキ）のリンパ節へ転移する可能性が高いです。 乳房の自己検診をされる場合には腋窩（ワキ）も触ってください。 乳房に異常なく、腋窩（ワキ）にしこりが触れる場合があります。 その場合にも受診してください。 |kin| qpx| ewp| ipf| euj| xci| lwe| orp| tbo| bxd| cum| ujo| grp| bwg| vuj| wbr| orf| muv| rsi| isg| fau| ygy| jji| jtn| jvl| rul| ylz| jdn| ydi| ucj| iqr| kht| eex| iko| xql| kqw| dxx| mjt| iav| vnk| ruc| eot| ile| lql| gcj| dnz| vwj| nsp| gef| dqg|