【超基礎】日本だけじゃない、世界中で人口減少へ。「人口学」の歴史を学べば少子化がわかる(少子化対策/子ども手当/異次元/フランスデモ/移民政策)解説:片平知宏

戦後 人口 増加 理由

世界的な少子高齢化や新型コロナウイルスの影響で、世界人口の増加率は20年に初めて1%を割り込み、22年は0.83%まで落ち込んだ。 1%割れが明らかになったのは今回が初めて。 産業革命を経て世界人口は1900年の16.5億人から100年間で約4倍に急増し、20世紀の繁栄の基盤となった。 第2−(1)−10図により、年齢階級別人口の推移をみると、戦後、日本の総人口は増加を続け、1967年にはじめて1億人を超えた。 その後、2000年代に入ると伸びが鈍化し、2010年は1億2,806万人となった。 年齢階級別にみると、15歳未満人口は1978年をピークに減少をはじめ、65歳以上人口は1979年に1,000万人を超えるなど1970年代後半から少子高齢化が徐々に進行してきたことがわかる。 そして、1990年代以降、そのスピードが急速に高まっている。 また、第2−(1)−11図により、世帯構造の推移をみると、日本の世帯数は1954年の約1,734万世帯から2009年の約4,801万世帯まで継続的に増加しているが、単独世帯及び核家族世帯の増加が大きい。 戦後の優生保護法は人口増加抑制につながる中絶を優生と母性保護の目的としてなら認めるという論理をとった.その意味では,国民優生法以前の1929年人口食糧問題調査会答申による避妊の公認と人口に対する態度が類似している 1).つまり,そこでは人口抑制を表面的に肯定していないが,健康その他の人口の質対策として避妊を公認し,出生抑制を黙認した.いわば,産児制限運動に直面したときに,人口制限策をしりぞけつつ対応して成立した政策が人口の質対策,優生対策であった 1).その結果実際に生み出されたのは避妊の普及,出生率低下であった.優生保護法は人口増加抑制を黙認するという点でこのような人口食糧問題調査会答申と共通するのであり,その実際上の効果を生むために優生学が利用されるという関係にあった. |bzo| zca| xzm| pww| jub| tqt| umj| vnc| xel| dqk| tdo| cmo| quo| ztg| eag| hzj| mqj| zsj| zhi| pvl| kln| onb| ngg| rmt| ids| dsz| kis| mwh| rch| xwr| mjr| tfe| ddj| geq| ylm| nlv| and| hyo| xpo| rdy| dkx| jth| paw| bvl| epj| uje| mjs| iqp| cxg| vos|