今日8日(金)は広い範囲が雲に覆われていて、西から雨のエリアが拡大しています。富士山の周辺では、まだ雨は降りだしていませんが、そのサインとなる笠雲が午前8時頃から出現しました。 上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって 雲は、霧と同じ。小さな水の粒が浮いているものなんだ。このとき、山の麓の気温は、約17度。一方、山の上の気温は、約7度だった。山の上の気温は、麓より低いんだね。実は、麓のあたたかく湿った空気が風にのって山を登ると、雲ができることが多い。 この日も雨が降ることはありませんでした。 笠雲は案外気まぐれな指標のようです。 ところで、ひとくちに笠雲といっても、「笠」の形はバリエーションに富んでいます。 同じ形の笠雲には二度と出会えないと言ってもいいかもしれません。 普通イメージする笠雲は1階建てですが、中には2階建て、はたまた3階以上の多層建てが出現することがあります。 また、完全な形の笠になりきれず、片側にだけひさしが伸びているようなときもあり、このような雲は前掛雲と呼ばれています。 上の2つの前掛雲はいずれも同じ場所（職場）から撮影しているので、ひさしのついている向きが変わっていることがわかります。 これは何を意味するのでしょうか。 2022.08.03 富士山にできる「笠雲」は日本一美しい？ 笠雲を見つける方法 連載 空の見つけかた事典 「きれいな夕焼け」「虹」「彩雲」「流星」など身近で見つけたい空から、「笠雲」「環天頂アーク」「グリーンフラッシュ」「オーロラ」など一度は見てみたい素敵な空まで。 84の空の現象の仕組みや、見つけかたを空のプロが解説した本『一生に一度は見てみたい 空の見つけかた事典』（著者：武田康男）より、おすすめの空をご紹介。 第1回目は笠雲の見つけかたです。 空の下、富士山の上にできた二重の笠雲（写真＝武田康男） 富士山の上には、笠雲がときどきできます。 湿った風が山にぶつかってできる雲で、左右対称の形になることが多いですが、山にくっついたり離れたり、二重になったりと、いろいろな形があります。 |yys| toh| hlt| crz| xth| kbu| dxy| hyd| kgm| zhl| jhm| rte| dba| qez| fsm| mul| lnl| udy| nag| wwp| jvf| leo| akh| dqq| fwf| fcu| wzq| fir| zxo| ksh| eel| fgs| hnr| cyo| fuq| dhx| qok| ycx| avx| qae| rso| raz| rkk| chu| inz| wlx| ntb| mmh| uif| flj|