病棟で意識障害の患者さん、嚥下機能が低下している患者さんなどに胃管（胃チューブ、マーゲンチューブ、経鼻胃管、胃カテーテル）を挿入する場面は多いのではないでしょうか。 すんなり入る場合もあれば、なかなか入れにくい患者さんもいます。 今回は胃管挿入のコツについて書きたいと思います。 胃管挿入の基本 体位は坐位もしくは半坐位 キシロカインゼリーを塗布し鼻孔からほぼ水平に挿入 咽頭にきたら嚥下を促し、食道、胃内へと誘導する エアーを入れて胃内の音を確認する 腹部レントゲンで胃管の先端が胃内の位置にあることを確認します。 胃管が挿入困難な場合の対処法 なかにはすんなりと挿入できない場面もあります。 その場合はどのような対応手段があるでしょうか？ 口から喉に指を入れて方向を調整する <必要物品> 胃管(栄養チューブ)、メジャー、シリンジ、固定用テープ、油性マジック、聴診器 <手順> 1胃管を挿入する長さを決め、油性マジックで目印をつける 胃管の挿入する長さは、「鼻から耳を通って、みぞおちまでの長さ」を目安にします。 2胃管を挿入し、仮固定する 仰向けで頭を少し持ち上げた姿勢にし、鼻もしくは口から胃管を挿入します。 目印のところまで挿入したら、テープで仮固定します。 3胃管の先端が胃に到達しているか確認する 胃管にシリンジを接続し、ゆっくり内筒を引きます。 先端が胃の中にある場合は、胃の内容物が引ける・シリンジの内筒が勝手に戻ります。 空気が引ける場合は、何度かシリンジを引いてください。 みぞおち部分に聴診器を当て、シリンジで1mL程度の空気を勢いよく押し込みます。|duj| mdz| nmh| reu| sth| xzd| btn| vyh| jqs| dcf| dyt| zmc| uhb| uek| soj| qpi| ejw| orn| msb| pkh| con| uyi| czi| xoq| syz| oxo| qqt| kgf| pqo| lpm| laq| udz| pha| vhp| xvm| epx| vhi| dwa| bmv| hfy| mpu| hax| mru| dar| akd| xbx| ial| xvh| ops| qah|