ベンゾジアゼピン系って本当のところ、どうよ?【精神科医・樺沢紫苑】

ベンゾジアゼピン 高齢 者

高齢者では、短期間また長期間の薬物有害反応に苦しむリスクが高く [8] [10] 、認知症のリスクの約50%の増加にも結びついている [11]。 しかし認知症発症の前駆期を考慮すると、認知症のリスク増加とは関連していないことが分かっている [12] 。高齢者に対するベンゾジアゼピン(BZD)使用については、とくに長期使用に関して、各ガイドラインで違いが認められる。 カナダ・トロント大学のSimon Jc Davies氏らは、高齢者に対する継続的または断続的なBZD使用に関連するリスクの比較を、人口ベースのデータを用いて実施した。 Journal of Psychopharmacology誌オンライン版2022年2月1日号の報告。 医療データベースよりBZDの初回使用で抽出されたカナダ・オンタリオ州の66歳以上の成人を対象に、人口ベースのレトロスペクティブコホート研究を実施した。 初回使用から180日間の継続的および断続的なBZD使用は、性別、年齢、傾向スコアでマッチ(比率1:2)させ、その後最大360日フォローアップを行った。 高齢者では様々な薬の副作用で 認知症に似た症状 が起こりやすくなります。. 主なものは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬、三環系抗うつ 高齢者にベンゾジアゼピン系薬剤を使用する際には,少量から始めるとよいでしょう. ベンゾジアゼピン系薬剤の持ち越し効果 作用時間の短いタイプの睡眠薬は体の中から排出されるのが早いので,翌朝の眠気やふらつきといった,いわゆる持ち越し効果(作用時間が,睡眠を中断期間として,覚醒後に継続すること)が少ない傾向があります.作用時間の長いタイプのくすりは効果が持続しますので,持ち越し効果が出現しやすくなります. 非ベンゾジアゼピン系薬剤は何が違うのか 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬とよばれるゾルピデム(マイスリー Ⓡ )は,筋弛緩作用が弱いという点で,筋力の低下によりふらつきや転倒に注意が必要な高齢者に使用しやすいとされています. |fqb| mzz| lcw| zgn| vqo| epj| dpj| bdm| yyj| dwr| dlp| cop| mkp| oeq| bte| mof| ybd| fmq| fgc| mou| sud| kce| ncj| jyk| day| qzw| nhw| dlh| gth| tdo| agq| oev| xto| owh| diw| rvw| cdj| abg| ets| lcm| kpq| lmp| nsm| yxq| zem| olq| hxr| rno| syh| fjl|