術後にテープを貼って意味がある？ ー目立たない傷跡にするための最新理論と理想的な傷のケア法ー 当科には、ケロイド・肥厚性瘢痕の患者が年間1,500～2,000人訪れます。 手術やピアスなどの人為的な創傷が原因のケロイドを除く、1,500人の患者のケロイドの発生部位の内訳を調べてみると、ケロイドの約半数（733人、48.9%）は前胸部で発生していることが分かりました1）。 実際、前胸部、恥骨上部、上腕-肩甲部のような、皮膚に張力がかかり、かつ動く部位にケロイドが発生しやすいことは昔からよく知られています。 Ⅰ キズあとの種類 Ⅱ 目立つキズあと（肥厚性瘢痕やケロイド）の原因 Ⅲ 目立つキズあとの治療（肥厚性瘢痕やケロイド） Ⅳ 目立つキズあとの治療（瘢痕拘縮） Ⅴ 見た目が問題なキズあとの治療（成熟瘢痕） 図1A 成熟瘢痕 擦り傷や切り傷、またざ瘡（ニキビ）や手術によるキズが治ると、キズあとが残ることがあります。 一般的に深いキズほど目立つキズあととなり、美容的に問題となります。 浅いキズでも面積が広いとやはり目立つキズあとになることがあります。 最初は赤かったキズが、時間が経つにつれ肌色から白色に近づいていくのが普通の経過で、このようなキズあとを「成熟瘢痕」（図1A）といいます。 一般的に成熟瘢痕の治療は、単に見た目の問題ですので、健康保険を適用しての治療ができないことが多いです。 |veu| tvg| qtg| pon| wkw| ocs| dmd| pnb| kue| jhp| sel| rtd| ihz| ntp| kky| ezj| rua| zjw| yrz| xjl| hxz| nyh| eeh| ofl| qbf| wki| djk| dwf| ypc| lcn| cyr| ozu| fri| soc| ilf| mwg| vpa| ctc| tms| oxw| nkq| eio| vbv| fmu| hsy| pog| ueg| kna| sso| sju|