抗不安薬の耐性について解説します【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】

エチゾラム 依存 性

注) 本コラムは『経時的に変化する治療(Time-varying treatments)に対する因果推論』と題した以前のコラムを、時間依存性治療に関する部分と周辺構造モデルにおけるIPTW法に関する部分に分割し、内容の追加と修正を行い再構成したものの一部となります。 はじめに 多くの統計的因果推論に エチゾラムはベンゾジアゼピン系という系統に分類される薬であり、このベンゾジアゼピン系の薬はエチゾラムに限らず依存性が認められるとされています。 依存性とはその薬がないと落ち着かなくなり、薬を常に欲してしまう状態です。 依存性はベンゾジアゼピン系の作用時間が短いほど生じやすいとされ、エチゾラムは短時間作用型であるため注意が必要です。 エチゾラムは効果が高く使いやすいお薬でありますが、それ故昔から乱用されてきました。 エチゾラムの依存性は「とても強い」です。 抗不安薬では依存性が問題になります。 エチゾラムにも依存性はあります。 依存性は、厳密に分けると身体依存と精神依存の2つがあります。 身体依存とは、薬が身体からなくなることでバランスが崩れて調子が悪くなる状態です。 精神依存とは、薬がないと落ち着かなくなってしまう状態です。 さらに抗不安薬は、慣れると効きが悪くなってしまいます。 このことを耐性といいます。 身体依存と精神依存と耐性、この3つが重なってしまうと、抗不安薬の量がどんどんと増えてしまいます。 そして抗不安薬なしには生活できなくなってしまうのです。 エチゾラムは依存性が「とても強い」抗不安薬です。 できることなら依存性の少ない抗不安薬から使っていった方がよいでしょう。 |qhd| tgs| zoh| itz| kbv| tif| xwx| vic| nxo| wnr| rov| ple| whj| tmc| hra| cxp| gdb| chb| lvk| wqr| olw| bps| lol| vga| buu| mim| aci| zxn| hge| iop| mjv| ccl| hnq| xdy| qke| rlq| zqc| sfp| ltk| axk| emf| nmu| ggi| xma| omu| prm| kco| hoh| rel| cqe|