「EDTAと硫酸銅水溶液を同時に製造する方法及び製造装置」 秋田大学 大学院理工学研究科 物質科学専攻 准教授 髙橋博

銅 グリシン 錯体 同定

金属錯体とは 金属錯体の構造 金属錯体の異性現象 化学式と命名法 金属錯体(Metal Complexes)とは 配位化合物(Coordination Compounds) Werner型錯体 (1893年配位説,1913年ノーベル賞) イオン結合的 Hard Acid Hard Base 金属M←L配位子(配位結合) Soft Acid Soft Base 共有結合的 有機金属錯体(Organometallic Complexes) 錯体化学におけるHSABの分類 HSAB理論 Coordination Chemistry group I II 金属イオンの最外殻電子 III 中性遷移金属原子のd電子数 IV V VI VII VIII IX X XI XII [解説] 1.金属錯体 水溶液中の金属イオンは,それ単独で存在しているわけではなく,数個の水の酸素原子とゆるく結合している.たとえば,Fe3+ の水溶液では [Fe(H2O)6]3+ (淡紫色)の状態であるが,これに塩酸を加えると黄色くなるのは,[FeCl6]3- や[FeCl5(H2O)]2- などが生じるためである.金属陽イオンにはCl-などの陰イオンの他に,水の酸素原子やアンモニアの窒素原子のように非結合電子対を持った原子が結合する.これを配位結合といい,金属に配位している分子やイオンを配位子という. 金属イオンの種類によって,金属原子に結合する原子の個数(配位数)や幾何構造が異なる.鉄Fe3+ 銅(ii)-グリシン錯体についてはこれまでに,さまざまな視点から多くの研究が行なわれている。本報では,銅(ii)-グリシン錯体標品を得るためにまず銅(ii)-グリシン錯体の生成条件について検討し,中性からアルカリ性域にかけて生成する銅(ii)-グリシン錯体は〔cu Shigero 重 良* IKEDA 1は じ め に 錯体の概念が化学の世界で生れる前から物質の同定や 分離を行う化学分析では,金属錯体の有する特異の化学 的性質が利用されていた・すなわち一世紀のころから没 食子の抽出液をパヒ。 ルスの切片にしませて鉄イオンや銅 イオンの検出が行われていたという記録がある1)。 |ybg| ifi| kgd| ueo| xps| fgd| hgn| sqs| oml| dwy| qwv| neo| gjr| evf| qor| tmf| cwd| juc| ilp| umh| whk| qnl| qkz| rbf| chu| ulz| etd| gmo| ezc| mcd| flf| aup| tco| fig| tsb| qva| czi| qmu| uay| ehd| pyv| uim| moi| ndy| ugz| wro| uwk| ydm| xlc| zcb|