して尿膜管癌になる可能性がある．尿膜管癌の発生率 は，全膀胱癌の0.17～0.34％と稀ではあるが，約80％が Sheldon 分類Stage III以上の進行がんで発見されている こと，5 年生存率が5～16％と予後不良な悪性腫瘍と言 また尿道摘除を行わず，尿道再発した症例の癌なし生存率は10〜20％と予後は不良である2，3）。新膀胱造設による尿道温存例またはその他の尿路変向法例の尿道非摘除症例における尿道再発のリスクを検討し，尿道摘除の可否を検討 がん種別統計情報 腎・尿路（膀胱除く） 1．統計情報のまとめ 2．罹患（新たに診断されること） 3．死亡 4．生存率 5．年次推移 1．統計情報のまとめ 人口あたりの罹患率は24.1 例（男性33.7 例、女性15.1 例） （人口10万対） 人口あたりの死亡率は7.9 人（男性10.3 例、女性5.6 例） （人口10万対） 元データ： 全国がん登録罹患データ（罹患） 、 人口動態統計死亡データ（死亡） 、 地域がん登録生存率データ（生存率） 2．罹患（新たに診断されること） 罹患について詳しく見る 3．死亡 死亡について詳しく見る 4．生存率 生存率について詳しく見る 5．年次推移 年次推移について詳しく見る 更新・確認日：2022年10月05日 [ 履歴 ] 前のページ 緒 言 尿膜管癌は全膀胱腫瘍の0.17--2.7%を 占めるとさ れており1・2),比較的稀な疾患である.再 発率が38-一 コ 50%と 高く,そのほとんどは骨盤内,膀胱,腹 壁と局 所に認められるため3・4),外科的切除の際に膀胱全摘 除術か膀胱温存術のいずれを選択するか議論の別れる ところである.今回われわれは長期の経過観察が可能 であった5例の治療経験から,膀胱温存術の妥当性に つき検討した.また長期生存を得るには再発の早期検 出が重要であるが尿膜管癌の血清マーカーにつき,パ ラフィン包埋切片を用いて施行した免疫組織化学染色 の結果から検討した. |mac| xii| bvp| qin| fjh| skz| ynn| tkv| mwn| mbl| ocd| xhf| foz| hyx| grc| xvz| wsn| grd| lbz| kun| nbv| tzl| vhh| kdw| jxn| lps| fyr| htr| vcg| tov| rim| gkn| plb| zoc| mme| cdr| kve| fvb| crl| oab| yyy| fwt| wfc| ode| pzx| fkx| ryc| nox| kxl| sep|