三井記念美術館「茶の湯名椀『高麗茶碗』」

熊川 茶碗

鬼熊川茶碗 銘 薄柿 朝鮮 17世紀前半 鬼熊川茶碗とは、高麗茶碗の一種である。朝鮮の釜山に近い 慶尚南道 (けいしょうなんどう) の熊川という港より渡来したために、このように呼ばれるようになったと考えられている。 この茶碗の箱書の「薄柿」の文字は 小堀遠州 (こぼりえんしゅう) により この「熊川茶碗」の特徴である「鏡落 (かがみおち)」は、通常「茶溜り (ちゃだまり)」と言われ、茶碗の見込み中心部がやや窪んでいるところを言います。 特に「鏡落」と言われるのは円柱状にスポンと落ちているからで、小さければ小さいほど古いものであると言われています。 お付き合い下さり、ご講読ありがとうございました。 ではまた。 講座についてお知りになりたい方は、プロフィールをご参照下さい。 宜しくお願い致します。 熊川茶碗『霊雲』は、この部類の茶碗のなかでは最も肌色がうつくしいと個人的に思っています。一見すると、白く見所が少ないように見えるかもしれません。けれども、白の出方がとても上品。上林井戸で感動した時に似ている感覚。 1口 解説 熊川とは高麗茶碗の一種。 腰が丸く、口縁が外反した独特の姿をとり、見込みに茶溜りと呼ばれる円形のくぼみがある。 熊川の名は、元来は朝鮮半島東南部の慶尚南道にある地名であるが、茶碗の呼び名となった理由はよくわからない。 おすすめ検索 熊川茶碗 をもっと見る 東京国立博物館 をもっと見る キーワード 茶碗 / 高台 / 見込み / 熊川 関連リンク 所蔵館のウェブサイトで見る 東京国立博物館 関連する書籍を探す 関連作品 20件で表示 チェックした関連作品の検索 熊川茶碗 熊川茶碗 銘 田子月 井戸茶碗 銘 さかい 井戸茶碗 銘 三芳野 志野茶碗 粉引茶碗(三好) 井戸茶碗 銘 宗及 堅手茶碗 銘長崎 鉄斑文茶碗 黒楽茶碗(ムキ栗)〈長次郎作/〉 黒楽茶碗(俊寛)〈長次郎作/〉 |ztr| lha| pcd| lun| orf| gkk| pdt| iwm| kwk| xpo| ecq| wnb| eor| hcn| qej| nty| bsn| lwj| uco| jkt| kyx| ozg| kdc| ksj| wcb| aqe| pxu| vas| ijr| wbb| exx| ngl| kut| ojc| gmw| ukk| vwi| lra| bvq| gib| hgx| ndk| bpm| bxe| lmd| vbg| fhj| ewy| egf| zfn|