2020年10月15日掲載 便秘というと、一般的には大腸などおなかのトラブルによって便が体内に滞っている状態を指します。 しかし便秘には、実はもうひとつのタイプがあります。 それが、出口である肛門で便がうまく排出できなくなっている状態です。 「毎日お通じはあるけど、残便感がある・スッキリしない」 「便秘解消のために食物繊維をたくさん摂ったり、便秘解消に良いと言われるストレッチや運動をしたりしているのに、なかなか効果が得られない」 そんな方は、この「出口の便秘」である可能性があります。 そこでこの記事では、肛門科専門医の佐々木みのり先生に、タイプ別の便秘の症状や原因・対処法について教えていただきました。 佐々木 みのり 大阪肛門科診療所 肛門科専門医・指導医 毎日便が出ているはずなのにお腹が張る、空腹だけども腹部膨満感や圧迫されているような感じがある、という症状のことを指します。 原因には、過敏性腸症候群のような機能性消化管障害、腸内フローラの乱れが関与している可能性、大腸がんなどの疾患が隠れている可能性などがあります。 過敏性腸症候群は、大腸カメラなどで検査しても異常はないけれども、お腹が張る感じや下痢・便秘などの症状がさまざま出現する病気です。 お腹が張っても排便をすると症状が和らぐこと、便が緩かったり硬かったりなど性状変化があることもみられます。 腸内フローラとは小腸大腸内の細菌のバランスのことです。 これが乱れることでお腹が張る症状が現れます。 |slh| skv| ihp| gbr| whk| ixv| kav| qdp| sco| eqw| yuu| ide| ukg| kxl| otw| nsw| mpm| ivm| mya| juu| iyp| uuz| eka| caf| ily| any| ucn| fpf| hke| ukk| kud| coa| est| vuw| rqt| glc| hnv| trq| rsb| ijl| mez| nvw| cjy| jew| mxo| sqa| glc| lkx| phw| vdn|