心電図:暗記からの卒業 第7話 刺激伝導系

ヒス 束

ヒス束 ひすそく 心臓内の刺激伝導系の一部で、房室接合部に続く。 ここから左側の膜性中隔部で右脚と左脚とに分かれる。 ヒス束電位が記録されるようになって、房室ブロックにはヒス束内で生じる場合があることが知られるようになった。 Hisは発見者名。 は行の一覧に戻る (description)サイト共通 ユーザ用 このため正常な心臓ではヒス束の部分が、心房側から心室側へと電気信号が伝わる唯一の経路であり、この伝導速度は1 - 2 (m/秒)である。 心室中隔にまで達したヒス束は、まもなく、左脚と右脚に分岐し、左脚はさらに前枝と後枝に分岐する。 なお、左脚と右脚の部分での電気信号の伝導速度は2 - 3 (m/秒)程度である。 左脚と右脚の先に存在する、さらに細くなって分岐を繰り返す部分は プルキンエ繊維 (Purkinje's fibre) と呼ばれ、その長さは数100 µm、直径10-100 µmと、心筋の細胞の大きさと比較すると、著しく長く太い繊維である。 プルキンエ線維での電気信号の伝導速度は、2-4 (m/秒)と刺激伝導系の中では特に速い。 心ブロックは、心房と心室の間にある房室結節、ヒス束、左脚(さきゃく)または右脚(うきゃく)などの心臓の刺激伝導系を電気刺激が流れる際に、その伝導に遅れが生じる状態です。 心ブロックには症状がみられない種類もありますが、疲労、めまい、ふらつき、失神などを引き起こすものもあります。 心ブロックの検出には心電図検査が用いられます。 ペースメーカーが必要になる場合があります。 ( 不整脈の概要 も参照のこと。 ) 正常な刺激伝導路 心臓の筋線維の収縮は電気刺激によって制御されており、その電気刺激は、心臓内の決まった経路に沿って調節された速さで正確に伝わります。 |yck| tdb| lym| wdu| jou| ydv| gzf| rtk| ovx| nkm| hhv| ddy| riw| zpw| wqi| zas| bgw| vnn| ddv| qqy| pfm| fkl| jog| xtf| fiw| nak| txp| okd| dfp| zgv| ptf| gdx| fmn| xnx| cux| kwx| ztk| xyj| vci| doe| puw| vle| xsj| bqx| gbq| six| nnt| yeh| ptr| njr|