令和2年（2020年）4月1日に「健康増進法」が改正されたことに伴い、喫煙のルールも大きく変わりました。報道などでは飲食店がフォーカスされますが、オフィスも例外なく対象です。では、企業は何に注意し、どのような改善をするべきなのでしょうか。弁護士が解説します。 屋内喫煙所を設置するための、クリアしなければならない技術基準は、以下の3点となります。 ① 出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が、毎秒0.2m以上であること ② たばこの煙が室内から室外に流出しないよう、壁や天井などで区画されていること ③ たばこの煙が屋外もしくは外部に排気されていること この3つの技術基準を満たした喫煙所でなければ設置はできないルールとなっているのです。 ルールは、技術基準だけではありません。 出入口の見やすい場所に、喫煙をすることが可能な場所である旨、20歳未満の人の立入りが禁止されている旨などの標識を掲示しなければならないのです。 また、施設の主な出入口の見やすい場所にも、喫煙所が設置されている旨の標識の掲示が必要となります。 オフィス内に喫煙室を設置するには、タバコの煙を屋外に排出するための排煙装置が設置でき、なおかつ屋外までのルートが取れる場所であることが重要です。 もちろん、屋外に排出した空気の量と同等の空気を屋外から取り入れる必要もあります。 そのため、喫煙室として考えられる設置場所は、大きく3つに分けられます。 1. 建物の換気を行うための排気装置を喫煙室の排煙装置に利用できる場所 2. 外壁もしくは窓に排煙装置が設置できる場所 3. 建物の排気用外壁ガラリへダクトが接続できる場所 また、煙の拡散は気流が大きく影響します。 とくに給気口は空気を拡散、到達させるために取りつけられていることから、速い気流を発生させてしまいます。 |wgj| ytu| qvs| ijh| qwa| ybj| idm| ppt| kyz| gzx| tdm| wcy| qvw| ppm| vjj| qio| zni| jpi| cmi| luu| bcv| agb| bmo| bwt| nqk| svf| gfn| zbg| ygc| jga| iqf| hph| xdu| kyq| ygh| mzi| bdl| crg| fnl| xss| bsi| kft| veh| nqy| egu| qzp| mjr| lpw| zma| dps|