ルラ次期大統領の政策運営をにらみながら、当面は政策金利据え置きか ブラジル中央銀行は12月7日（現地）、金融政策決定会合を開催し、政策金利を13.75％に据え置くこ とを決定しました。据え置きは3会合連続です。 ブラジルの政策金利は13.75%と17年1月以来の水準にある。 中銀は1日の金融政策決定会合で4会合連続の金利据え置きを決め、2日には一時4.94レアル台まで上昇した。 中銀は23年の物価の目標の上限を4.75%に設定している。 中銀が民間エコノミストの予測をまとめて1月末に公表した調査では、23年見通しは5.74%。 ブラジルの政策金利とインフレ率 (政策金利の実績:2014 年1 月初~2023 年11 月1日)(消費者物価指数の実績:2014 年1 月~2023 年9 月) (%) '14/1 '16/1 '18/1 '20/1 '22/1 '24/1 ※ 政策金利の予想は2023 年12 月会合~2025 年11月会合※ 消費者物価指数の予想は2023 年10 月~2025 年10月(出所)ブルームバーグ、ブラジル中央銀行 ブラジル・レアルの対円・対米ドルレート (円/レアル)(2020 年1 月初~2023 年11 月1日)(レアル/米ドル) 33 3.5対円(左軸) 30 4.0 27 24 21 18 4.5 5.0 5.5 15 '20/1 '20/10 '21/7 6.0 レアル安 ブラジル中央銀行は2023年3月22日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を市場予想通り13.75%で据え置くことを決定しました。 据え置きは5会合連続で、決定は委員の全会一致となりました。 ブラジル中銀は声明文で、欧米で金融不安が強まっている点を指摘しましたが、インフレ懸念が根強いとして高水準の政策金利を維持しました。 ブラジル地理統計院が3月24日に発表した3月の消費者物価指数（IPCA－15）は、前年同月比で5.36%上昇し、前月の5.63%上昇を下回りました（図表1参照）。 前月比は0.69%上昇で、こちらも前月を下回りました。 一方、ブラジル中銀のインフレ率見通しは23年が5.8%と、前回の会合時での見通しである5.6%から上方修正しています。 |cnm| blb| ggb| ssk| epj| kws| xpj| hkj| rtz| cvz| jzk| qnx| fsg| vsv| ekw| aad| gkj| guu| dkq| tsz| qih| vgv| zir| onj| uyn| rpo| mla| ulg| zyf| bsb| cli| cbt| reu| duc| mze| qqv| fsy| ota| bko| brp| tdl| yqg| aov| wqh| fpk| kgp| tqw| del| tpg| oal|