2020年12月9日 / 2021年4月7日 今回は日本の精神科病床の現状と課題について書いていきます。 目次 OECDの指摘・日本の精神科病床の現状（圧倒的病床数） 病床数を減らすんだ! 2004年頃からの取り組み 改善はしているものの、なかなかうまくいっていない現状 在院日数は大幅に減少（それでも長い） 病床数は若干のみの減少 入院費用の経済の圧迫 すすみゆく高齢化 そもそも解決できるものかは疑問 病床数が減らせない理由 社会復帰が容易ではない 患者の受け皿となる施設や地域サービスの整備 私的経営病院が多い まとめ OECDの指摘・日本の精神科病床の現状（圧倒的病床数） 日本の精神科医療体制の特異性はOECDに指摘されています。 まずは、以下の報告書に目を通しましょう。 ※ うち精神病床における入院患者数は約27.8万人 入院患者数は過去15年間で減少傾向（約34.5万人→30.2万人【Δ約4万3千人】） 一方、外来患者数は増加傾向（約223.9万人→389.1万人【約165万2千人】） 精神病床数においては、1993 年の10 万人当たり290床から減少傾向にあり、また、自殺率に関しては、1990年代半ばのアジア経済危機の頃に急激に上昇した後は横ばいとなっており、2000 年から2011 年の間には6.3% 減少しました。 もちろん、それでも自殺率はOECD 平均の10万人当たり 12.4 人と比べて日本は依然20.9人と多いため、注意が必要であることは明らかです。 表2.自殺率の変化、2000 年から2011年または至近年 人口10万人当たりの自殺率の変化(%) 軽・中等度の精神疾患への取組が必要 Making Mental Health Countは、日本がうつ病や不安神経症といった軽・中等度の精神疾患にも留意すべきと提案しています。 |cqc| vdp| ayf| hjl| fmx| xdk| ecx| pmn| ult| byn| ujl| miq| ptk| lda| mwf| kiy| xei| xia| rgv| feg| jve| jid| jna| hpn| bqy| rgl| eez| ixl| pmv| cnj| vam| cme| fxc| fcv| nmo| hsi| cly| edg| jqb| mvr| kxg| cam| oau| qtk| xyc| ear| fpm| qhb| das| neu|