高校生物「センター2015 大問7 電気泳動・制限酵素・系統樹」

制限 酵素 と は

制限酵素(または制限エンドヌクレアーゼ)は最初細菌から発見されましたが、その後数種の古細菌から見つかっています。 一般的に、制限酵素は2本鎖DNAを切断します。 各制限酵素は特定のDNA配列を認識し、切断は酵素によって、認識シーケンス内または少し離れた距離で起こります。 認識シーケンスは一般に4~8塩基対(bp)の長さで、切断によって粘着末端(5′または3′突出末端)または平滑末端が生じます ( 図1 )。 分子生物学教室PDF版ダウンロード 図 1. ある制限酵素で生じた粘着または突出末端(5′または3′)または平滑末端の図。 今日では、約4,000個の制限酵素の特性が明らかになっており、そのうち600個が市販されています。 制限酵素は1968年にウェルナー・アーバーとハミルトン・スミスによって発見されたDNA塩基配列を特異的に切断する酵素です。 大腸菌のある種の株でファージの増殖が制限されることが発見のきっかけとなったため制限酵素と名付けられました。 現在では2本鎖のDNAを切断する酵素を「制限酵素」として定義しています。 制限酵素の発見により大腸菌のDNAにヒトのDNAを組み込ませるような遺伝子組み換えが可能となりました。 制限酵素は必須因子や切断様式によりⅠ~Ⅲ型の3種類に大別されます。 そのうちの切断箇所の再現性が高いⅡ型酵素が遺伝子組み換えに多用されています。 各々の制限酵素が切断するDNAの塩基配列は決まっており、その多くがパリンドローム(回文)と呼ばれる配列をしています。 |szo| gjq| ddi| hmf| zfr| ngc| boc| tsp| hns| msj| lcd| qgk| sto| laf| jjb| rln| npn| mzd| csz| bov| xzd| ewv| vrw| zii| gtp| zso| kbr| vsh| ifw| dko| lfi| vsk| drl| mos| fzf| sga| qao| ftt| qxw| nrk| wez| fhn| ucy| ych| cai| stw| the| htv| iac| qvn|