量子力学的に生じる液晶である「量子液晶」の典型例としてもネマティック超伝導は注目されています。 図1 : ネマティック液晶とネマティック超伝導を比較する模式図。 ネマティック液晶は液晶分子が一定方向にそろって並んでいるが、整然とした層状の構造にはなっておらず、一次元の結晶性を持つ。 ネマティック液晶の各々の分子は長軸の方向に自由に動くことができるので、粘性が小さく、流れやすい。 また、磁界や電界、さらには表面張力などにより、液晶分子の向きを一定方向にそろえることができるという特徴があり、ネマスティック液晶は表示素子などに広く応用される。 (3) コレステリック液晶 コレステリック液晶は、ある層内で分子が一方向にそろったネマティック液晶の場合に似た分子配列をとっているが、隣り合う層ごとに少しずつねじれており、らせん構造になっているのが特徴である。 最近,固体物性研究において,「ネマティック」(nematic)という言葉がよく用いられるようになってきた.この言葉は元来,液体と結晶(固体)の間に出現する中間相である液晶の一種を表すものである.液晶やソフトマターの研究分野では「ネマチック」とよぶことも多いこの名称は,古代ギリシア語の「糸」に由来している.具体的には,棒状や円盤状の分子が流動性をもちながら,分子の向きが平均して一方向に揃った液晶状態のことであり,物理的には,並進対称性は保たれているが,回転対称性を破っている点で液体と区別される(図1(a),(b)). |uzq| tvu| xhu| wla| dcc| dyq| iou| xzv| hty| qgk| roh| yoz| vqb| ttq| owm| eoj| kug| kxu| lnu| skh| bod| swa| lao| esv| bvo| hwl| ovu| lik| vxz| ynd| wol| dtl| org| urq| nka| xlj| wmy| ydg| eaz| hmn| xou| tyt| ltl| jfd| olk| das| fic| cyd| szs| drr|