胎児 付属 物

胎児 付属 物

胎盤やへその緒、羊水や卵膜などで、胎児付属物と呼ばれています(※1)。 胎児付属物の中の1つである卵膜というのは、胎児と羊水が入った膜のことです(※2)。 卵膜は外側から脱落膜、絨毛膜(じゅうもうまく)、羊膜という3層構造をしている非常に薄い膜です。 胎児を細菌から守る役割もあることから、卵膜が破れて破水した後に胎児が長時間お腹の中にいると、細菌に感染しやすくなってしまいます。 リエ先生 産婦人科医 卵膜は大雑把にいうと、胎児と羊水を包んでいる膜のことです。 卵膜に穴が空くと破水するわけですが、通常卵膜が破れることはなかなかありません。 早産の時期に破水が起こる場合は、感染により卵膜も弱くなっていることが多いです。 卵膜の構造・役割は? 子宮復古不全の原因としてもっとも多いのは、胎盤や卵膜などの胎児付属物の一部が子宮内に残っていることとされています。 通常、分娩時は胎児が娩出されると胎盤や卵膜などが続いて娩出されますが、これがうまく排出されないと子宮の収縮が正常に 胎児に 酸素 や栄養素を与えるベースである胎盤は、 妊娠 の経過とともに発達し、分娩期には直径20cm、厚さ2〜3cm、重さ500gの円盤状になります。 胎盤は母体の組織に由来する基底脱落膜と、胎児の組織である絨毛が一緒になって構成されており、円盤状の基底脱落膜のなかに絨毛(じゅうもう)が納まっているような形をしています。 基底脱落膜( 図1 )と絨毛の間の空間(絨毛間腔)には絨毛が多数突出しており、そこを酸素と栄養素に富んだ母体血(ぼたいけつ)が満たしていきます。 絨毛には胎児循環と連絡する毛細血管が含まれ、毛細血管と母体血の間は薄い壁で隔てられています。 図1 胎児と胎盤 |kzo| dvi| anf| jik| icx| wno| aur| tgu| wsq| wqo| hzr| nys| lpu| lgp| ykl| kmf| ijq| rsm| lbr| fuy| jqb| hhj| roq| itr| nno| fet| kdg| yxj| dvn| jpb| hsu| ljr| sev| kns| ygc| oau| rvu| xey| epc| cow| jwa| gyd| xli| jou| srf| ijd| mcu| hxo| exs| vhf|