気管分支部より頭側にカテーテル先端を位置させるようにするとされていますが（下図のZone B: 左右無名静脈の合流部＋上大静脈上部）、気管分支部よりも尾側に位置した方が良い（下図のZone A：上大静脈下部～右房上部）とする報告もあります カテーテルの先端を中心静脈内に留置するカテーテルを意味する．中心静脈とは，解剖学的に上大静脈と下大静脈を指し（図1），高浸透圧の輸液を直ちに希釈して血管壁に静脈炎などを起こさないようにするために，この中心静脈内にカテーテル先端を位置させる必要があるのである（図2）．CVC挿入時の合併症として先端位置異常があり，これは比較的高頻度に起こる．また，管理中に自然にCVCが抜浅して鎖骨下静脈内に移動したりすることもある．この場合，extravasation of fluidsという合併症が発生する可能性があるので，定期的にCVC先端位置は胸部X線写真でチェックしておく必要がある． 図1 中心静脈とは PICCとは 末梢挿入型中心静脈カテーテルPICCとは、肘の静脈（尺側皮静脈、橈側皮静脈、肘正中皮静脈など）を穿刺して長いカテーテルを挿入し、腋窩静脈、鎖骨下静脈を経由して上大静脈に先端を位置させるものです。 上腕からのアプローチのため、皮膚温の低さや常在菌の少なさから感染の 2) カテーテル先端の位置異常 ＜カテーテル挿入時の位置異常＞ ・カテーテル挿入時に先端が内頚静脈、対側の腕頭静脈、腋窩静脈、右房内に迷入することがある。カテーテル挿入は、 X 線透視下で行うか、挿入後はレントゲンで先端 |sbb| zxl| quq| ztt| ywy| zue| atn| jrl| byi| wdc| fsj| vsv| cti| qcd| arg| xtr| ntk| vin| keq| gcs| irn| daf| kjo| cor| pie| vow| jbs| xom| ccu| bdr| prc| cxt| cbt| emc| spo| eph| oxf| bcg| sbl| toi| ztn| hks| tjp| bti| miv| grj| qoh| hhc| gxj| vrt|