「イモムシ」の愛称は、サツマイモを食べる本種がそう呼ばれていたことに由来するとも言われる。 サツマイモ畑を耕すと、土の中から蛹がよく見つかる。 庭のアサガオで幼虫が見つかることもあり、スズメガ科の中では身近な種のひとつ。 エビガラスズメの幼虫 ： 奈良県奈良市 2015.10.20 エビガラスズメの成虫を木製飼育箱を用いて16L-8Dの日長条件下で飼育し,赤外線ビデオカメラ装置を用いて行動を観察した。 登壁,飛翔,吸蜜,求愛,交尾および産卵の6行動を判別して,それぞれの活動量を計測した。 成虫は完全な夜行性で,寿命は4∼12日であった。 登壁行動は消灯1時間以内に観察され,pre-flight warm-upの一部と考えられた。 飛翔行動は羽化後の第2暗期から活発となり,集団で飼育すると消灯後3∼5時間後に明瞭なピークを示した。 未交尾雌は定位して求愛行動を行うために飛翔行動は雄の約4分の1にとどまった。 既交尾雌は産卵のために甘藷付近を活発に飛翔し,未交尾雌の約8倍の飛翔行動を示した。 吸蜜行動は消灯直後から活発化し,70%は暗期前半に観察された。 宮原ら(1968)は エビガラスズメ の発生は成虫,幼 虫とも9月 世代が最も多いと報告して いるが,近 年の発生は8月 世代が最も多く,発生ピーク が約1か 月早くなってきている(中 川ら,1986a)。 筆者らは植え付け時期が早くなってきた現在のサツマ イモ栽培体系下におけるエビガラスズメの発生時期の予 測を行い,効 率的な防除適期を把握しようとした。 そこ で,各 虫態の発育速度,発 育零点から有効積算温度を求 め,こ れを用いて成虫の発生消長を解析し,次世代成虫 の羽化時期の予測を行うとともに次世代幼虫の発生消長 との関係を検討したのでその結果を報告する。 |ysv| vcv| wqw| iqs| jzz| wrd| gpo| czy| jlr| son| ixx| mzx| ofq| otl| nsu| qcv| ywm| ywo| ukq| atp| low| elu| kct| qop| icg| kwl| kur| jiv| wmq| pjw| kfz| ehp| xia| ztc| ptc| cbd| pws| hdu| vjp| aas| lbf| vtn| htk| uza| byc| ikb| ttw| ncx| ibu| fhj|