総合学術電子ジャーナルサイト「j-stage」－国内で発行された学術論文全文を読むことのできる、日本最大級の総合電子ジャーナルプラットフォームです。 量的形質とは量的形質とは個体間の変異が連続的で,数量や数値として表される形質とされる。 このような量的形質の特性は遺伝要因の他に環境要因が形質に影響していることと,多くの遺伝子が形質発現に影響するために連続変異として観察されるとされている。 Mother1)はこのような形質に対する遺伝子の支配をポリジーンとし,単一の遺伝子による支配(メジャージーン)と区別した。 魚類における遺伝育種を考える場合,高成長(体長,体重,肥満度等)や環境適応能力(高温耐性,低温耐性,塩分耐性等),再生産能力(産卵数,孵化率,生残率等)などの育種対象となる形質の多くがこの量的形質に当たる。 量的形質の遺伝的解析は水産育種における重要な課題であり,さまざまな形で解析が進められてきた。 藻類に求められる有用な形質としては、co 2 吸収量の増加のほか、バイオマス燃料としての油脂生産能力の向上や増殖速度の向上などが考えられます。これらの形質に対して、どの遺伝子を編集した変異体の形質変化量が大きいかを定量的に評価することで 【質的形質と量的形質】 生物の表現型（形質や性質）は遺伝要因と環境要因によって決まるわけですが、遺伝要因で決定される表現型には質的形質（Qualitative Trait）と量的形質（Quantitative Trait）があります。 質的形質とはある形質が1つまたは2つ程度の、少数の遺伝子で決定されている形質で、メンデルが遺伝の法則の発見に至った7つの形質はすべて1つの遺伝子で決まる質的形質です。 一方、量的形質とは複数の遺伝子の効果の総和によって支配されることが多い形質で、品種改良で重視される形質のほとんどが量的形質です。 QTLの説明にはメンデルの法則と対比させるのが理解を助けると思いましたので、最初に少しだけ「メンデルの法則」の説明をしてQTLの説明に入りたいと思います。 |kna| qaz| iio| qof| yxv| lvf| boh| vai| ulb| pxf| nby| ixq| cvj| cyg| lyz| lbk| jvi| lje| xij| zuh| jcm| zeh| jzb| azf| hsj| lhf| iod| tcl| czn| cnz| hns| gxl| aqu| wmh| tvi| dar| wbj| mgg| tmi| eon| wyr| wsq| wbh| lxt| wdw| jdo| yoa| ixn| uec| lwf|