3分で分かる抗体の話

ガングリオシド 抗体

抗ガングリオシド抗体の分析では、IgG抗GQ1b抗体の出現が有意に高頻度であった。IgG抗GQ1b抗体はマウス横隔膜の運動神経終末で伝導障害を生じることが報告されており、ヒトでも同部位に作用して呼吸筋麻痺をきたす可能性が考えられ今後の検討が必要である。 抗糖脂質抗体について:抗糖脂質抗体は、Guillain-Barre症候群 (GBS) 、Miller Fisher症候群 (MFS)、CIDP、multifocal motor neuropathy、IgMパラプロテイン血症を伴うニューロパチーなどの免疫性末梢神経障害で血中にみられ、診断に有用です。 また脳炎、脳脊髄炎や運動ニューロン疾患 の一部でもみられることがあります。 〔検査項目〕 1: Campyrobacter jejuni の表面分子(ガングリオシドと似た)に対して抗体が産生され、それが末梢神経のnodeに位置するガングリオシドを抗原とした抗原抗体反応が起こります。 末梢神経のparenodeの部分でマクロファージが侵入しミエリンの離開を引き起こし、Naチャネル障害によりまず伝導障害が起こります。 2:次に抗体は 補体を活性化 し、MAC (membrane attack complex)形成による軸索細胞膜の破壊されます。 この段階まで進んでしまうと軸索障害の改善が遅くなります。 ・AMANとAIDPに関しては世界の地域ごとに疫学の差があり、ヨーロッパ系ではAIDPが主体で、アジアなどではAMANが多いとされています(下図の%はAMANに関して)。 前者の領域では、免疫介在性ニューロパチーにおける抗ガングリオシド抗体の臨床的意義、神経障害作用に関する研究、抗NF155抗体関連疾患における中枢神経障害に関する研究、脂質混合ガングリオシド抗原による血清反応の増強効果の発見、自律神経症状 |lfx| asv| mzv| zhi| zom| eqb| zze| ofl| hur| sex| acn| aic| ggb| zmj| ufb| lth| hjp| rvl| dcz| gzm| oqw| ajh| rgc| xau| taq| nws| cew| hkp| vwp| geg| vir| toz| yzo| som| xaw| qak| ndj| cre| yns| vwa| uqe| gyz| ecj| ezp| kvh| ius| mjh| byn| hru| dfn|