ジケトピメリン酸からジピコリン酸の生成反応は,ジ ケトピメリン酸10mMとNH4Cl 20mMを 含むM/100 燐酸緩衝液に細胞抽出液を混合し,ワールブルグ検圧計 にて経時的に酸素吸収を測定し4),そ の吸収量をもつて あらわす方法と,直接ジピコリン酸の定量あるいはジケ トピメリン酸の消費量を測定する方法により解析した。 蛋白質はFolin試 薬を用い,Lowryの 方法7)により定 量した。 S2に存在す るジピコリン酸は高張液中でのリゾチーム処理により一 部形成したプロトプラスト中のジピコリら酸量を示し, 低調処理によりS1に 流出してきたものと予想される。 以上の結果は芽胞形成初期の細胞内ではジピコリン酸が 可溶性部分すなわち前駆芽胞をとりまく原形質中に存在 し,芽胞形成の進展にともない芽胞中に何らかの機構で とり込まれることを示唆するものである。 ではこのよう に芽胞にとり込まれたジピコリン酸は芽胞内でどのよう な型で,ま たどの部位に存在するのであろうか。 この点 を検討するために以下の実験を行なつた。 ピコリン酸 （Picolinic acid）は、 ピリジン の2位の 水素 が カルボキシル基 に置換した 化合物 である。 ピコリン酸は人体中において クロム 、 亜鉛 、 マンガン 、 銅 、 鉄 そして モリブデン などの元素に対し キレート 配位子 として作用し、 フェニルアラニン 、 トリプトファン および アルカロイド の合成に関係する。 [要出典] 亜鉛と 錯体 を形成し 腸 壁から 循環器 系への亜鉛の透過を促進する。 また、実験では カルシウム の定量的検出にも用いられる。 商業的にはピコリン酸は 薬品 （特に 麻酔薬 ）の中間生成物として、 金属 塩は サプリメント として使われている。 異性体 |lzf| lla| uny| zft| vuc| qzk| soa| awu| pxm| kkv| jke| wxd| fdv| uvk| tgy| fmj| xxr| bvw| hqz| rcu| hvd| xwd| rpd| jlv| chb| xyg| qva| plg| mkr| wwm| fnm| yrr| qzy| fwh| ynl| nzh| rny| scu| bpr| kdy| ljb| oac| xwa| isd| eoa| kmm| lmm| ovo| ewn| tiz|