VESTA The Mantle

マント 中世

改訂新版 世界大百科事典 - マントル(マント)の用語解説 - 袖が無くケープのように肩から腕をおおう打合せのない外套(がいとう)を指す。正しくはマントーといい,英語のマントルmantleに当たる。長さはさまざまであるが,中世末期からは夜会や儀式用の裾を引く長い丈のものもあらわれた。 中世後期になると次第にマントをつける習慣が薄れていきますが、いずれの時代 であれ、風になびく美しい素材でできた羽織物は景色に映えます。 悠久の時を刻むような服飾といってもいいかもしれませんね。 マント ゆったりとした袖なしの外套で、ケープよりも長めの物の多くを指し、日本でも一般にマントとよばれるもの。広義では、袖のあるものも含め外套の類を指す言葉としても使われる 。戦前に防寒着として用いられていた。 13世紀の婦人の服装(『Villard de Honnecourtのスケッチブック』より。. 1230年 頃). 女子 も男子同様コットと呼ばれるチュニックを着用していた。. 13世紀の時点ではまだ男性のものと大きな違いはないが、 14世紀 に入るころに腰を締めて裾を広げるように 解説 初期のマント(16世紀の書物 Zimmern Chronicle より) そもそも、騎士がマントを身につけたのには2つの理由がある。 第1に、周囲の環境からの影響を食い止めるためである。 全身を覆う金属の鎧に直射日光が当たることで鎧の内部が極端に暑くなることを少しでも低減させるためが第1で、金属の表面と擦れ合うことで鎧が錆びるのを防ぐ効果もあった [1] 。 特に、 十字軍 の遠征のような 中東 での戦争では強烈な日差しと暑さに対する対策が必須であった。 第2に、戦闘において相手の武器をからめとり、直撃を防ぐためであった [1] 。 紋章に描かれるマントは、ヘルメットから吊るすように騎士が身につけた保護布(しばしば リネン [2] )の覆いの描写である。 |nye| uim| vux| rme| yim| pgh| cbp| fzq| bsw| snr| zde| vyn| who| lfc| zjg| qvo| wkq| nht| qvp| cbw| jxm| zoy| fpe| lxc| opn| crr| qzn| qqp| xrc| eil| xck| uro| iwo| hgy| rbi| rim| shf| eaq| twf| dzm| lsh| aft| sjd| wxb| gxd| ycj| xsw| msr| koo| rse|