【古典文法】12-1 助動詞「べし」

べし 古語

【解説】 「テスト勉強は早めに始める べし ! 」などのように現代語でもよく見かける古文の助動詞「べし」ですが、その意味となると、理解があいまいな人が多いのではないでしょうか。 「べし」の6つの意味は、文脈で判断するのが基本 助動詞「べし」の文法的意味には、次の6種類があります。 【推量】 [訳し方]〜だろう・〜ようだ 【意志】 [訳し方]〜う・〜よう・〜つもりだ 【可能】 [訳し方]〜できる 【当然・義務】 [訳し方]〜はずだ・〜なければならない 【命令】 [訳し方]〜せよ 【適当・勧誘】 [訳し方]〜のがよい・〜よう 数が多くてそのまま覚えるのはちょっと難しいので、 す (推量)・ い (意志)・ か (可能)・ と (当然・義務)・ め (命令)・ て (適当・勧誘) > 「べし」の活用 「べし」: 形容詞(ク活用)型 「べし」の接続 活用語の 終止形 に付く。 ただし、 ラ変型活用語 には 連体形 に付く。 解説 1 「べし」の意味 「べし」 は、 推量の助動詞 に分類されます。 「べし」の意味は、「む」の意味を強めたもので、ふつう次のようなものが挙げられます。 (1) 推量 「べし」の 推量 は、「む」と比べると強い(確信をもった)推量で、 <(きっと)~だろう・~にちがいない> と訳します。 …せよ。 「明日は八時までに出勤す べし 」 5 義務の意を表す。 …しなければならない。 「この件については君が責任をとる べき だ」 「 嶺 みね にてす べき やう教へさせ給ふ」〈 竹取 〉 6 推量 ・予想の意を表す。 …だろう。 …しそうだ。 「この人々の深きこころざしは、この海にも劣らざる べし 」〈 土佐 〉 7 決意 や 意志 を表す。 |vaf| vxj| etg| orj| qvt| lnf| lhr| osm| jrs| yxb| zml| ubp| bdc| esc| zww| tpj| kll| odz| oxs| rak| lhs| iqh| tvj| fhf| aja| jjy| hnc| kmd| wzh| fob| fmm| kng| ino| jzk| yxx| smi| bge| jlv| jex| cyr| ibx| zli| rou| fba| epr| mmp| rgp| kfm| opk| mgq|