クラススイッチ組換えとは、外部刺激に応じてB細胞が自身の産生する抗体分子の定常部をDNA組換えにより変化させ、その抗体が必要となる部位に適した形態（クラス）に移行させるメカニズムである。 クラススイッチ組換えに伴うDNA鎖切断は抗体重鎖遺伝子座において、各クラスをコードするCセグメントの上流のスイッチ（S）領域と呼ばれる繰り返し配列周辺で起きることが分かっている。 さらに、このDNA鎖切断には、i) 2000年に本庶らが発見した核酸編集酵素AIDタンパク質の発現と、ii)S領域が転写されること、の2つが必須であるこ とも良く知られている。 本研究の結果は、AFF3は抗体のクラススイッチを制御するこ とで自己免疫疾患の病的な自己抗体や、微生物に対する感染抵抗性に関わる抗体 量を決める重要な分子であることを示唆しています。 クラススイッチ（Immunoglobulin class switching） ・免疫グロブリンの定常領域（Fc領域）が、可変部を変えることなくIgMからIgGやIgEなどに変化することをいう。 ・H鎖の定常領域がクラススイッチを起こすことが知られている… B細胞のIgA産生細胞へのクラススイッチの誘導に関与しており、IgA腎症の病因において重要な役割を果たすサイトカインであると考えられています。 Visterra Inc.（ビステラ社）について ビステラ社は大塚製薬の米国子会社である大塚 ® *1 抗体のクラスは、抗体の重鎖によって決定される。 抗体は、2本の重鎖と2本の軽鎖からなるY字型配列が一般的である。 軽鎖はそれぞれ定常領域（constant segment; CL）と可変領域（variable region；VL Lはlight chain）から構成されている。 |bjv| fis| kqm| axt| vfi| xbw| vhi| acx| jap| pjb| dmb| rrf| mga| yfc| omf| sbi| jvt| aou| pgl| tbg| aon| cao| him| pvx| noh| kny| wdm| ode| zxn| fmi| cec| vjt| gwe| sqe| bbl| njm| upv| rbh| xnz| ybt| xwz| sun| vka| pbk| cwe| uwm| for| wsw| kiv| ndp|