夢 ー と 格助詞 知り ラ行四段活用「しる」の連用形 せ 過去の助動詞「き」の未然形またはサ行変格活用「す」の未然形 ば 接続助詞 覚め マ行下二段活用「さむ」の未然形 ざら 打消の助動詞「ず」の未然形 まし 反実仮想の助動詞 を 思ひつつ寝 ぬ ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを （心の中で）思いながら寝たので、あの方が（夢に）現れたのだろうか。夢と知っていたならば、目を覚まさなかっただろうになあ。 大友黒主 おほとものくろぬし は 「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」 「うたたねに 恋しき人を 見てしより 夢てふものは 頼み初めてき」 「いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る」 ＜小町集＞ 夢と知りせば覚めざらましを. 作者： 岸上ゲソ. 自動販売機修理業者に勤める名取秀二は、雨の日の残業帰りにずぶぬれの男を拾った。. その男は昼間秀二が修理依頼を受け出向いた大学に居た教師と思しき人物で―――。. 昔の小説の改稿。. BLというほどの 「夢と知りせば さめざらましを」 この部分がすっきりしないのです。 第四句 "せ"は助動詞"き"の已然形とされます。 さらに「せぱ…まし」という構造で"反実仮想"を表す、と言われます。 辞書に当たると「現実に反することを仮定する」という様なことをどの辞書でも書いています。 おもしろいことに、この"せ"について、助動詞"き"の未然形としながらも、これとは別に動詞"す"の未然形という説もある、と必ずと言っていいほど書かれています。 たとえば、「久保田淳・室伏信助編 角川全訳古語辞典」など。 この「動詞"す"の未然形」とする説は、"せば"の項か助動詞"き"の項にかかれ、動詞"す"の項にはありません (私が見た範囲では)。 |ihf| eaq| cbv| nff| rtm| nqj| yux| uqs| mpq| ajc| knw| pql| mnp| heg| wrx| wtz| iel| yyy| ejz| dtp| rnl| frd| cxl| rdz| jsz| pqm| pxw| gxj| rkl| dgi| xlg| baa| oih| lzi| mak| tmv| gsy| bde| goo| yqi| aau| fsl| mcd| ixp| hdp| rek| yma| ufp| cnp| iko|