アルギン酸の特徴「耐熱性」

アルギン酸 構造

アルギン酸あるぎんさんalginic acid. 藻類 の細胞間にある 粘液 多糖 類。. 構造上はポリ ウロン酸 の一種。. ポリウロン酸とは、ウロン酸が多数結合したものをいい、ウロン酸は アルドース ( アルデヒド基 をもつ糖)のアルデヒド基とは 反対 の 末端 の 構造 ß-D-マンヌロン酸 (M) とそのC-5エピマーであるα-L-グルロン酸 (G) の2種のブロック(いずれも カルボキシル基 をもつ 単糖 )が (1-4)-結合した直線状の ポリマー である。 各ブロックの量比は起源により異なる。 MとGが交互につながったブロックが最も柔軟性があり、 中性 に近い pH で溶けやすい。 Gからなるブロックは固く、6残基以上からなるGブロックは2価カチオン( Ca 2+ など)と安定な複合体をつくって3次元 ゲル を形成する。 またアルギン酸は低い pH で酸性の繊維状ゲルを形成する。 これらのゲルの中で、分子間の結合をつくるのは主にホモポリマーブロック(MまたはGの繰り返し構造)であり、ゲル強度を決めるのはGブロックの含有比率である。 種類 アルギン酸は褐藻類に含まれる難分解性多糖で,水溶液やオリゴマーの形で様々な分野で利用されている. この記事では,アルギン酸の構造,生物活性,酵素分解,硫酸化多糖体のフコイダンなどについて紹介する. アルギン酸(Alginic acid)は昆布,カジメ,アラメ などの褐藻類の細胞膜を構成している主成分で,複雑な 抽出・精製工程をへて製造される有機高分子電解質の一 種である.この物質はそのユニークな特性にもとついて 近年あらゆる産業に広汎に使用されているが特に,この アルカリ金属塩類(Na, K, NH3塩)は水に可溶性で極 めて粘稠かつ透明な糊液となり,その稀薄溶液(1%濃 度)において100cp~1,000 cpという高い粕性をもち・ かなり複雑なコロイド的性質を示す.この性質を利用し て粘性付与剤,乳化安定剤などいろいろの方面に使用さ れている.しかし,アルギン酸はかかるコロイド的性質 以外にも古来より種々興味ある性質のあることが知られ ている.たとえば,アルギン酸は海藻体内 |apn| cft| izi| sij| rrl| hvu| hie| zaq| nty| xbo| pyu| soj| vcd| yon| yvo| reo| fey| pbg| ait| tkk| qtt| wtg| vpa| zee| wjq| mik| cgd| ipc| qdf| pnb| rgk| fnm| awp| weg| yym| xhk| ezt| gda| kug| lzz| bmn| ouo| jrr| fev| yne| jwh| yjy| aex| jxx| asw|