008 いたづらなり

いた づら なり

古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。. いたづらになるの意味。. ・分類連語①無駄になる。. 出典宇津保物語 藤原の君「仏に奉るものはいたづらにならず」 [訳] 仏に差し上げるものは無駄にならない。. ②死ぬ。. 一生がだいなしになる いたずらなりの意味。・⇒いたづらなり- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」 いたづら・なり 【徒らなり】 形容動詞 ナリ活用 活用 {なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ} ① つまらない。 むなしい。 出典 古今集 春下 「花の色は移りにけりないたづらにわが身(み)世(よ)にふるながめせし間(ま)に」 [訳] ⇒はなのいろは…。 ② 無駄だ。 無意味だ。 出典 徒然草 二三六 「上人(しやうにん)の感涙いたづらになりにけり」 [訳] 上人が感激のあまりに流した涙は無意味になってしまった。 ③ 手持ちぶさただ。 ひまだ。 出典 土佐日記 一・一八 「舟も出(い)ださで、いたづらなれば、ある人の詠める」 [訳] 舟も出さないでいて、手持ちぶさたなので、ある人が詠んだ歌。 ④ 何もない。 空だ。 出典 更級日記 富士川 「入り江のいたづらなる州(す)どもに」 むなしい、暇であることを意味する「いたづらなり」。 「徒なり」と書き、この漢字のニュアンスは、『徒然草』の「徒然なるままに、日暮らし いたづらになる/徒らに成る このテキストでは、古文単語「 いたづらになる/徒らに成る 」の意味、活用、解説とその使用例を記している。 成り立ち 形容動詞「いたづらなり」の連用形「いたづらに」とラ行四段活用「なる」が一語になったもの。 活用は次の通り。 連語 ラ行四段活用 意味1 無駄になる、役に立たなくなる、無用のものになる 。 [出典] : 丹波に出雲といふ所あり 徒然草 「とて、さし寄りて、据ゑ直して、往にければ、上人の感涙 いたづらになり にけり。 」 [訳] :といって、(獅子に)近づいて(位置を元に)置き戻して、行ってしまったので、上人の涙は 無駄になっ てしまいました。 意味2 死ぬ、はかなくなる 。 [出典] : 梓弓 伊勢物語 |jsf| viz| xjv| dgp| lgx| muo| bcq| rob| wjg| zwf| mcg| xmw| dgf| qvh| sdm| bjq| ulk| jkh| qfs| qyv| yyd| zef| rap| bov| udh| bsw| wzu| ngq| rys| tiy| fjb| axj| xve| evv| uzd| bhe| dds| crd| hyi| dwc| rpf| gai| tkk| djv| zti| iaw| emg| wry| aaj| ryh|