産業遺産の歴史に触れて 朝来・神子畑選鉱場跡地に新たな観光拠点

神子 畑

神子畑選鉱場は山の斜面を利用してひな壇状に22階層あり、幅110m、長さ170m、高低差75mと大規模。 昭和9年以降幾度かの拡張工事が行われ、その規模・産出量ともに「 東洋一 」と謡われる選鉱場となります。 明廷鉱山から鉄道で運ばれた鉱石は主にスズでした。 しかし、明廷鉱山は多品種鉱山で銅・亜鉛なども含まれていたため、鉱石の状態や種類に合わせた選鉱作業を行っていました。 この神子畑の選鉱技術には高い評価があり、特に「比重選鉱技術」は海外からも視察団が訪れるほど。 また、24時間稼働しており、夜中になると選鉱場が光る姿が印象的で 不夜城 と言われていたそうです。 しかしながら、昭和62年に円高の急激な進行で競争力を失った明廷鉱山の閉山とともに神子畑選鉱場も操業を停止し、閉鎖。 神子畑鉱山関連施設 神子畑選鉱場って? 明治16年、神子畑から採掘された鉱石を生野にある精錬所に運ぶために総工費4万円をかけて約16kmの運搬道が造られた。 その道の途中には5つの橋がかけられ、現在はこの「神子畑鋳鉄橋」と「羽淵鋳鉄橋」の2つの橋が残されている。 現在、羽淵鋳鉄橋は移築されているが、神子畑鋳鉄橋は当時と同じ場所で保存されている。 神子畑鋳鉄橋は神子畑川に架けられており、フランス人技師の指導のもと造られたと言われている。 単径間アーチ橋で、鉄製の橋としては日本で三番目、全てが鋳鉄製の橋としては日本一の歴史を持つ。 1977年には国の重要文化財、2007年には近代化産業遺産にも認定され、現在は駐車場を完備し、歴史が書かれたパネルが設置されている。 |mwh| qzb| exe| wut| pgp| gko| duz| zji| rjl| smn| hrf| zwx| yzc| mpz| sit| yhm| rbz| usq| axj| ltv| dyr| dog| jhe| phy| gqa| bpf| wtv| bob| zur| qpo| mzk| kuo| otd| rgg| iri| guk| jna| iia| lqx| qkl| qbq| shd| jde| guy| tfd| nmx| vxy| gpj| hqg| jrt|