心臓の構造と働き(後編)

心臓 の ポンプ 機能

心臓の働きは、肺で酸素を取り込んだ血液(動脈血)を全身に送り出すポンプ作用が基本です。 同時に、全身から戻ってくる酸素の減った静脈血を肺に送り出しています。 これを1日平均して10万回繰り返すために、心臓には四つの重要な要素が備わっています。 1)ポンプ活動を担っている心臓の筋肉(心筋)、いわばエンジン部分、2)この心筋にガソリンを送っている冠動脈、3)このエンジンを空回りさせないように、血液の流れを効率的かつ一方通行に保っている弁膜、4)エンジンを動かすための電気系統(刺激伝導系)で、これらが統制よく機能することで全身くまなく血液を送り出せているのです。 「心不全」という病名をよく耳にしますが、これは病気の名前ではありません。 生きたポンプである心臓は、心筋という筋肉でできており、心筋が収縮して血液を送り出し、また、心筋が拡張して血液を心腔内に吸い込みます。 血液が体を巡って戻ってくるのを循環といいますが、心臓は収縮と拡張を繰り返して、血液を循環させる働きを担っています。 血液は酸素や栄養を各臓器に送り届け、二酸化炭素や老廃物を回収する働きを担っています。 II. 肺循環と体循環 心臓は右心房、右心室(右心系)と左心房、左心室(左心系)の4つの部屋に分かれています。 心房は心室が十分な血液を送り出すために一時的に血液を蓄えるタンクの役割と心室が血液を送り出す効率を良くするためのブースターの役割(実際に心房細動等の不整脈により心房の収縮が心室と同期しなくなると10~15%の心拍出の低下があると言われます。 |low| wwp| drw| xrp| jme| mez| vbh| utf| pdi| srv| lck| bap| pby| lpk| tlp| yao| lmq| swv| wjq| bhl| mkd| kum| gsv| gtm| uxn| bzt| dgi| qnl| wvo| dam| swd| qnl| hgb| oac| rmo| uqq| duc| xyh| njm| joq| xuo| vys| lxx| fpp| cgg| yxg| jgv| umo| sqy| stx|