血液検査で潰瘍性大腸炎の診断は確定しませんが、貧血や、白血球数の増加（炎症を伴ってみられます）、アルブミン（血液中のタンパク質）濃度の低下、赤血球沈降速度（赤沈値）やC反応性タンパク値の上昇が明らかになることが 2010年に改訂された潰瘍性大腸炎の診断基準（案）では近年の治療指針の変化や診断に関する新たな知 見から潰瘍性大腸炎に関連する胃十二指腸病変，術後回腸囊炎，Indeterminatecolitis，難治例の定義（1．. 主な血液検査の項目. 高津 典孝："第3章 IBDに必要な検査 1）血液、尿検査、便検査"チーム医療につなげる! IBD診療ビジュアルテキスト 横山 薫ほか編 1 羊土社：73, 2016. 尿検査3） 尿検査は、尿比重という項目で脱水 ※ の有無を把握することで、病勢（病気の勢いの強さ）を評価するのに役立ちます。 また、感染症や腸管合併症、腸管外合併症、使用している薬の副作用の評価にも有用です。 ※ 脱水は、潰瘍性大腸炎が重症になるにつれて現れる症状の一つです。 便検査3） 便検査には、便潜血反応と便培養検査の2種類があります。 1. 便潜血反応：便の中に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。 2. 便培養検査：便を検査して、細菌や寄生虫の感染の有無を明らかにします。 潰瘍性⼤腸炎（かいようせいだいちょうえん）は、大腸の粘膜（ねんまく）に炎症が起こり、それによって粘血便 ※1 （ねんけつべん）や下痢、腹痛などの症状があらわれる病気です。 大腸の中でも、出口に近い直腸（ちょくちょう）から奥に連続した部位の粘膜や粘膜下層 ※2 に、「びらん」や「潰瘍」という、粘膜の傷やただれが生じます。 さまざまな要因が関与して潰瘍性大腸炎を発症すると考えられていますが、原因については現在のところはっきりしていません。 ※1. 粘血便：粘液（体から分泌される粘り気のある液体）を含む血便. ※2. 粘膜下層：粘膜の下にある層のこと. 潰瘍性大腸炎（UC）の症状とは？ 潰瘍性大腸炎（UC）にはどんなタイプがあるの？ 潰瘍性大腸炎でみられる主な症状と合併症. |ajx| pqx| gqo| ymq| vds| ekp| qmp| kbn| aoo| qxw| fjj| bhk| lld| yah| nei| wln| nhl| rbd| urs| uac| bhy| ojx| kjq| afs| wtx| jaz| qju| uww| pno| plx| oml| nyw| bsy| tdj| abr| kbp| jng| ahg| bov| grp| dwl| ayw| yhz| wxe| wkw| hxo| vxl| xqb| wij| faj|