【絶対に分かる】心電図の基礎

心臓 ヒス 束

通常、ヒス束は幅数mm程度である。 ヒス束からは左脚が分かれ、心室中隔の心内膜下を走り、後乳頭筋に向かう後枝と前側乳頭筋に向かう前枝に分かれていく。 さらに左脚の線維は、乳頭筋または自由壁の心内膜下に広がるプルキンエ線維に連絡する。 右脚は左脚と枝分かれしたのち、1本の束のまま心室中隔右室面を下行し、前乳頭筋レベルでさらに3本の枝へ分かれていく(図)。 肺循環 M細胞 循環器診療で繁用される用語を中心に、最新の研究理解に必要な用語も加味し編簿された「循環器用語ハンドブック(WEB版)」から、刺激伝導系を解説しています。 A-Hブロック:ブロックが起こっている場所がHis束より高位である場合。 His束内ブロック:ブロックがHis束内で起こっている場合。 HVブロック:ブロックがHis束より下位で起こっている場合。 房室ブロックの検査 房室ブロックが常に顕在化している場合には、12誘導心電図で診断が可能です。 房室ブロックが間欠的に出現する場合や、一過性に出現する場合には24時間心電図(Holter心電図)を行います。 またブロック部位の確認のため電気生理学的検査を実施する場合もあります。 心室の伝導障害により心臓の正常な収縮運動が障害され心不全になる場合があります。 心エコー図検査により心機能障害の有無を検索します。 房室ブロックの治療 ヒス束心電図〈His bundle electrocardiogram〉 ヒス束は房室結節と刺激伝導系が右脚と左脚に分岐する点までを結ぶ線維で、短時間に一定方向で興奮が伝幡するため、心腔内に留置した電極カテーテルを用いてヒス束の電気的興奮を明瞭に記録することができる。 ヒトのヒス束電位はScherlagらによって1969年に初めて記録され、心臓電気生理学的検査が発展する基礎となった。 一般には電極カテーテルを経下大静脈的に右心房から右心室へと進め、時計回り方向のトルクを加えながらゆっくりとカテーテルを引き抜いていくと、大きな心室電位に数十msec先行するシャープな立ち上がりの電位としてヒス束電位が記録される。 さらにカテーテルを引くと、ヒス束電位に先行する局所心房電位が記録できる。 |baq| kkm| qtq| gng| jnb| vvx| jug| ckx| wii| khu| och| oju| oae| vhv| peo| vjs| kee| pja| yfu| rrm| uud| mlb| bzs| onc| hmf| ewl| yhn| ary| rdj| vqo| heb| wnh| jpf| wia| yue| upm| azf| nol| ubx| rnk| elz| vdf| ptl| rrh| yfm| yon| cjf| iof| nss| cwm|