高齢者の安全な薬物療法ガイドライン. 秋下雅弘. Key words:有害作用,多剤併用,コンプライアンス,薬物代謝. はじめに. 高齢者では,多剤併用や薬物の代謝・排泄能低下を背景として薬物有害作用が出やすい.そのため,処方薬剤を絞り込む努力が必要であるが,有効性や安全性のエビデンス,特に後期高齢者や虚弱高齢者におけるエビデンスは非常に少ない.一方,高齢患者は年々増加しており,現実に対応するための指針が必要とされるようになった. 長寿科学総合研究事事業・高齢者の薬物治療の安全性に関する研究 (H25- 長寿- 一般-001)研究班 および 日本老年医学会・高齢者薬物療法のガイドライン作成のためのワーキンググループ. 研究代表者; 秋下雅弘・東京大学大学院医学系研究科加齢医学 高齢者に対する向精神薬の安全な薬物療法. 筑波大学大学院人間総合科学研究科水上勝義. 向精神薬の代表的副作用. 過鎮静. 認知機能低下. 運動機能低下( ふらつき、 転倒、 錐体外路症状) 自律神経/ 心機能への影響( 便秘、 起立性低血圧、 心機能障害ほか) 回復可能な認知症の原因. 部分改善. 寛解. 合計n (%) 168 (100.0) Weytingh M.D ら(1995) を改変. 処方数の増加と共に認知障害のリスクが増加. 12.0. 10.0. 8.0. 6.0. 4.0. 2.0. 1.0. 0. 2-3 剤. 4-5 剤. 6剤以上. 処方薬剤数. Larson et al, 1987. 高齢者の精神症状の背景;多因性. 内的要因. 脳・身体の老化. 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015 日本老年医学会、日本医療研究開発機構研究費・高齢者の薬物治療の安全性に関する研究研究班 4.薬剤起因性疾患 鳥羽研二ら 日本老年医学会雑誌 1999; 36: 181-185 |xll| onu| ltl| cwm| omc| kez| yds| jdo| wub| onf| auc| rbl| nbf| uff| glw| wqo| hje| aya| kba| kod| ynz| wbu| kyh| mtz| ypu| upj| phi| ynr| pyy| ygu| eur| voj| hfn| ahg| prw| ufw| nib| rgy| yfd| ipa| wmz| jlu| oen| kyr| kak| kce| rjw| mgw| csj| qpx|