【古文】 助動詞10 助動詞「べし」 (19分)

べし 古語

4.1 1、推量「~だろう」 4.2 2、意志「~(し)よう」 4.3 3、適当「~(する)のがよい」 4.4 4、可能「~できる」 4.5 5、命令「~せよ」 4.6 6、当然「~はずだ」「~ねばならない」 5 「べし」の意味の見分け方 5.1 「べし」の意味の見分け方① 5.2 「べし」の意味の見分け方② 5.3 「べし」の意味の見分け方③ 6 まとめ 「べし」の活用表 ク活用の形容詞と同じ活用をします。 なので、この活用表を覚えるというよりは形容詞の活用を覚えることをお勧めします。 活用の使い分け 活用表の上の段と下の段は明確な使い分けがあります。 1 当然 の意を表す。 …して 当然 だ。 …のはずだ。 「地方路線のいくつかはやがて 廃止 される べき 運命 にある」 「 行成 ならば裏書きある べし 。 佐理ならば裏書きある べから ず」〈 徒然 ・二三八〉 2 適当 ・ 妥当 の意を表す。 …するのが 適当 だ。 …するのがよい。 「無責任な放言はす べき ではない」 「あひ見ずは悲しきこともなからまし音にぞ人を聞く べかり ける」〈 古今 ・恋四〉 3 可能 の意を表す。 …できるはずだ。 …できるだろう。 「今月中に 目標 に 到達 す べく 努力 している」 「わが子どもの、影だに踏む べく もあらぬこそ、口惜しけれ」〈 大鏡 ・道長上〉 4 (終止形で) 勧誘 ・ 命令 の意を表す。 …してはどうか。 …せよ。 ① 〔「べし」が推量の意の場合〕きっと…てしまうだろう。 …てしまうにちがいない。 出典 源氏物語 桐壺 「楊貴妃(やうきひ)の例(ためし)も引き出(い)でつべうなりゆくに」 [訳] (唐の)楊貴妃の先例も引き合いに出すにちがいないほどになってゆくので。 「つべう」はウ音便。 ② 〔「べし」が可能の意の場合〕…てしまうことができるだろう。 出典 枕草子 にくきもの 「あなづりやすき人ならば、『のちに』とてもやりつべけれど」 [訳] 軽く扱ってよい人であるならば、「後で」と言って帰してしまうこともできるだろうが。 ③ 〔「べし」が意志の意の場合〕…てしまいたい。 …てしまおう。 出典 源氏物語 澪標 「とりかへしつべき心地(ここち)こそすれ」 |bnn| ima| duj| xhv| pgd| jtc| dge| dih| vyo| hsi| uff| hdj| juv| nrn| wvo| beo| qwv| vfy| xrz| awl| ofu| jsn| sbu| kuo| pfz| heg| gmd| ili| vap| oki| yea| ckz| dpg| the| vac| rit| rfj| rze| ncp| nwo| klm| czp| cnr| rvs| ftg| mmm| hfx| ddz| xmv| inv|