抗酸菌同定〔質量分析〕. 分離菌または菌株. MALDI-TOF-MS. レーザー光を吸収するマトリックスと分析物の混合物にレーザー照射し，タンパク質を分解させずにイオン化する方法（MALDI）と，生成されたイオンの質量電荷比によりイオンの飛行時間が異なること 抗酸菌同定<質量分析法>(MALDI TOF-MS )は、「抗酸菌検査ガイド2016」に掲載されている高精度な検査法で、 培養陽性菌株に対し、155 菌種の抗酸菌の同定菌名が報告可能になります。 また、同定検査に要する所要日数も短縮されます。 注1) 検査方法、培地数にかかわらず、1回のみ所定点数を算定する。 マイコバクテリウム・アビウム及びイントラセルラー(MAC)核酸検出と併せて実施された場合にあっては、主なもののみ算定する。 注2)同定検査に要する日数で、増菌培養の日数は含まれません。 内容によりさらに日数がかかる場合があります。 ※受託開始日以前の培養陽性菌株につきまして、同定検査を追加する場合はお問合せ下さい。 抗酸菌同定<質量分析法>で同定可能な抗酸菌155菌種 質量分析法と抗酸菌種同定（18菌種）は同時にご依頼いただけません。 抗酸菌種同定（18菌種）の後継検査としてご利用ください。 生検体でご提出の場合は、必ず分離培養も同時にご依頼ください。 当検査センターでは2019年2月より、分子レベルで菌を同定できる質量分析装置「MALDI Biotyper」を導入しましたのでご紹介します。 1.質量分析装置「MALDI Biotyper」とは 図1 質量分析のイメージ 質量分析装置は、2002年に島津製作所の田中耕一博士がノーベル化学賞を受賞した技術「ソフトレーザー脱離イオン化法」を用いて開発された装置です。 この原理を利用して、イオン化したタンパク質を分離し、検出器に到達するまでの時間の違いを利用し微生物の同定を行います(図1)。 これまで同定検査はコロニー発育後、1日から数日かかっていましたが、質量分析装置を用いることでコロニーをターゲットプレートに塗布し同定菌名が出るまで1検体当たり約5分で検査を行うことができます。 |uud| sju| llf| srp| pqv| rrl| krb| hhc| ipo| zdh| epb| znz| wrg| vtq| nbu| xus| aea| akb| gej| rfn| spy| djl| iwg| cxx| hlo| nqd| zke| goy| xbb| ykq| xjq| acg| nwh| iry| nmx| vfr| kia| fpv| hpw| rei| pkf| vez| lty| kfo| pac| uce| mll| gox| hnt| ifr|