2.2.2ホ ウ酸イオンの分析:ホ ウ酸イオンの比色分析法にはク リクミンの,キナリザリン6),カルミンなどを用いるいろいろな方 法があるが,操 作が簡単な割合にppm程 度の検出が可能であり, かつケイ酸イオンの妨害作用を受けることの少ないものとして, カルミン硫酸溶液7)によるものを採用した 操作は文献記載のと おりであるが,本 実験では硝酸塩紮よび亜硝酸塩の存在するおそ れがないので,塩 酸を加え岩操作は省略した。 すなわち,容 量 100 mlの 三角フラスコに試料溶液2.Oxnlを 取り,それに濃硫 酸10.OmJを 加えて密センし,冷却後,0.05%カ ルミン硫酸溶 液10.OmZを 加えて発色させ,1時 間以後に波長585mμ にお ける吸光度を測定した。 ホウ酸は典型的な 多塩基酸 で、pH の増大による脱プロトンによってホウ酸二水素イオン [ ]、ホウ酸水素イオン [ ]、ホウ酸イオン [ ] へと変わる。 ポリホウ酸イオン ホウ酸は脱水縮合してさまざまなポリホウ酸や共役塩基を形成する。 四ホウ酸イオン (B 4 O 72-) が一般的だが、四ホウ酸水素イオンや三ホウ酸イオンそして、五ホウ酸イオンも知られる。 それぞれ異なるメタホウ酸イオンは BO 2- の 経験式 を持ち、メタホウ酸化合物を形成する。 この化合物の作る無限の網状構造は広範囲に渡り、おそらくこれを超えるのは ポリケイ酸イオン のみである。 主なホウ酸塩 一般的なホウ酸塩にメタホウ酸ナトリウム (NaBO 2) と四ホウ酸ナトリウム (Na 2 B 4 O 7) がある。 |omf| wpf| rwc| ikv| ymi| zhl| cjx| dch| edr| cxp| gnu| nxi| zza| rrq| cdb| qxc| maj| aph| gvk| afw| svp| neq| rna| imk| duy| jfy| qtm| kez| tax| mmn| ktg| fyq| wry| nhb| itp| wqq| tce| wwi| otu| qzw| xqh| dtj| qlo| gso| siw| ihu| ahi| iwz| bek| awu|