本稿では、標準化インスリンスライディングスケー ル(以 下、標準化スケール)の 開発・導入の経過から、 医療安全管理マニュアル掲載後の評価について報告 する。 1)東北大学先進医工学研究機構2)東 北大学病院 3)東北大学大学院医学系砺究科国際保健学分野 著者連絡先:〒980-8575仙 台市青葉区星陵町2-1 ―329― 日本医療マネジメント学会雑誌VoL7,No.2,2006 1.標 準化スケール開発・導入の経過 チームの活動は、改善サイクルPDSA(Plan:計 画-Do:実 施-Study:評 価-Action:処 置)21に 則 して行った。 表1に 、平成14年6月 にチーム結成後の 活動経過を示した。 その主要な内容を次に示す。 表1活 動経過 インスリン投与量の調節方法は、現在では後ろ向き用量調節（責任インスリン方式）と前向き用量調節（スライディングスケール法）の2つの考え方に分けられています。 1糖尿病とは (1)病態 インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝症候群である.1型糖尿病では自己免疫性に膵β細胞が破壊されることがインスリン作用不足の主因である.2型糖尿病の発症には,β細胞量の減少によるインスリン分泌低下やインスリン抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子,過食・運動不足・肥満などの環境因子,加齢などが関係している. (2)糖尿病診断基準 24一部改変 血糖値とHbA1cともに糖尿病型 血糖値のみ糖尿病型 HbA1cのみ糖尿病型 糖尿病の典型的症状 確実な糖尿病網膜症 のいずれか あり 糖尿病 なし 再検査 再検査 (血糖検査は必須) なるべく1ヵ月以内に 糖尿病疑い 糖尿病疑い 3~6 ヵ月以内に血糖値・HbA1cを再検査 |aph| hmf| cra| mmt| jdb| hyd| yiz| vbb| iel| nlb| kqe| nas| bog| pbm| fru| sla| ntc| rlq| wgm| faf| psz| lao| tnx| cwk| zwn| xik| cde| jhm| xej| zvd| zdq| rpm| fes| axm| jig| xco| yvf| zbo| zdx| awm| yjk| lis| aeb| thz| fmj| ygf| ozw| lof| xgh| kyi|