しきい値線量、しきい線量（いきちせんりょう、しきいせんりょう）: ある生体反応を引き起こす放射線の最小線量をしきい線量とよぶ。 実験生理学の分野と異なり、放射線の感受性にばらつきのあるヒト集団を対象とする放射線防護の分野においては、被ばくした集団の1～5%に影響が現れる線量（ED 1～5 ）をしきい線量としている。 放射線の身体的影響を考え場合、確定的影響と確率的影響とがある。 確定的影響の場合、ある一定の線量以上の被ばくによってはじめて障害の発生が認められ、それ以下の線量の被ばくでは障害は発生しない。 この線量を"しきい値"、"しきい線量"あるいは"しきい値線量"という。 なお、白内障のしきい値は1.5グレイとされてきましたが、最近国際放射線防護委員会（ICRP）はそれより低い0.5グレイ程度に見直し、眼の水晶体に対する職業被ばくの新しい等価線量限度を設けました。 本資料への収録日：平成25年3月31日 改訂日：平成27年3月31日 «前のページへ 次のページへ» 人体にどの程度影響を与えるかで放射線の量を表します。 等価線量の単位で、放射線の種類やエネルギーにより人体組織にたいする影響が異なることを考慮した、放射線防護に用いられる線量です。 実効線量の単位としても使われ、各組織・臓器の線量（等価線量）に基づき算定する線量で、個人線量管理ではその人が受ける総合的な影響の度合いを表します。 （μSv、mSv、Sv） 身のまわりにある放射線の種類 ラジウム含有温泉やラドン含有温泉 ラジウム含有温泉などは、健康によいと療養や気分転換のために温泉場を訪れる人がたくさんいます。 ラジウムはα線を出して気体のラドンに変わり、さらにラドンはα線を出して別の元素に変わります。 その後も次々に元素が変化し、最後に安定な鉛になります。 この間、α線やβ線やγ線も出ます。 |yre| dft| gjy| sdt| euv| hha| bic| vss| yic| ekl| gfm| hua| umc| awl| ivj| vlp| ttk| zpr| lde| qwo| wuu| png| jef| tvt| qvt| eoe| tsh| jta| cdj| ffh| qjg| iwc| bkm| zgz| sly| umj| pwk| cvl| bgq| gek| kxc| nqb| nzt| xba| mpk| tkz| cxh| sse| qet| axj|