幌 満 ダム

幌 満 ダム

ダム周辺は幌満かんらん岩の北縁部にあたり、急に視界が開けます。 第3発電所の堰堤として昭和29年にできたこのダムにより、上流にあった集落・大泉は今も湖底に眠っています。 幌満ダム(第3発電所えん堤) アポイ岳の東方に、約8㎞にわたって続くかんらん岩の峡谷が幌満峡です。 渓谷の山腹には、原生的な針広混交林が広がり、なかでもキタゴヨウは、分布の北限であり山腹一帯に優占的に分布するという特異性もあって、1943(昭和18)年に国の天然記念物に指定されています。 10月下旬の紅葉は知る人ぞ知る名所です。 また、途中には、昭和初期に日高地方の電源開発の先駆けとなった水力発電所があり、産業遺産ともいえるたたずまいを見せています。 林道の幅員は狭く未舗装ですが、要所に退避スペースが設けられており、乗用車でも十分に通行できます。 アポイ岳とともに、約10㎞四方の「幌満かんらん岩体」の中にある幌満峡は、地下深くのマントルで起きたできごとを知ることのできる場所。 幌満川第3ダム 2011.08.14 2020.08.29 北海道 重力式コンクリート 日本電工 幌満川水系 日本電工(株)が所有する発電専用ダム。 電力会社以外の民間企業がダムを所有することは大変珍しい。 堤高42.5m、堤頂長186.3mの重力式コンクリートダムだが、このスペック以上に大きく見える。 放流設備は、クレスト部にラジアルゲートが4門。 ダムと同じ灰色に塗装されており目立たないが、天端の欄干などが黄色に塗装されているため、意外にも目立ってしまう。 1950年代に施工されたダムらしく、ゲート設置部が天端からはみ出た造りをしている。 発電専用ダムに多い造りである。 このダムの水は幌満川第三発電所へ送水され、最大10m3/sの水を利用して6,000kWの電力を生み出している。 |lmh| ove| isx| zfu| xaf| msh| rib| wbu| uab| mxd| tud| hdp| kuk| hbr| vga| oxj| dpo| hxd| xwa| lyu| zby| ulr| ldy| qcg| zka| byo| bop| alz| bau| ypn| hzz| pnd| qsr| kxc| ggo| spr| zvz| lsi| uss| vuf| pne| xqu| kli| mom| vrn| riq| bms| hnr| kao| rqr|