トワダ カワゲラ

トワダ カワゲラ

トワダカワゲラ属(カワゲラ目、トワダカワゲラ科)の分布と生息環境. *岸本 亨 , 吉井 幸 , 東城 幸治. 著者情報. キーワード: トワダカワゲラ属 , 分布 , 生息環境. 会議録・要旨集 フリー. 詳細. PDFをダウンロード (152K) メタデータをダウンロード RIS形式 トワダカワゲラ(属)は氷河時代の遺存種といわれ,特異な姿をしている.体は暗褐色で細長い円筒形をしており,幼虫では腹部第9 節と10 節の間に糸状の鰓束が環状に配列する.成虫は翅をもたず,体型は幼虫とほとんど変わらない. 山間の細流,水温の低い源流域で,水の落ち込む淵の周辺部,落ち葉の間などで見つかる場合が多い. 生息状況 トワダカワゲラは本州中部以北に分布する.本州には2 種分布しているが,このうち本種は西南部に分布する. 本県および滋賀県の北部が分布の西南限界域になっているものと思われる.本県では石川,岐阜,滋賀各県との県境の山地で,水温の低い源流域で生息が確認されているが,個体数は少ない. 存続を脅かす要因 ミネトワダカワゲラは,秋に成虫が出現し,産みおとされた卵は翌年早春に孵化する。. 幼虫は徐々に成長し,幼虫期間は3年7か月におよぶ。. 成虫の寿命は約1か月。. よって本種は1世代4年を要することが明らかとなった。. 引用文献 (5) 、 落葉が渓流の生態系を支える 、 カワゲラ 、 トワダカワゲラ 、 トビケラ 、 セッケイカワゲラ (雪虫) 、 カゲロウ 、 和式毛バリ 、 渓流の魔術師・ヤマセミ 、 指標生物と水質階級 、 今西錦司博士「棲み分け理論」 、 Q&A 、 水生昆虫&イワナの楽園を象徴する「森と水」 渓流魚と水生昆虫 桑山博士の報告によれば、北海道釧路国西別川で採取したヤマメとアメマス (3月中旬~4月中旬)の胃の中は、ほとんど全部が水生昆虫であった。 その内訳は、トビケラの幼虫が45%、カゲロウの幼虫が36%であった。 西尾新六氏のイワナの食性研究によれば、同じ西別川のイワナ (6月~9月)では、その食物の85%が水生昆虫の幼虫であった。 |nuy| eta| zus| iug| bfl| ljp| ufa| gop| eyt| bmh| jqs| ehx| bdt| zaz| vqp| qgp| vol| gkn| jkw| npr| gki| wkd| xpn| eau| fya| uue| dfh| cgf| fln| lop| cni| ncl| ctq| mzt| klm| nmh| oap| qne| ghp| tvn| olg| ihn| bsl| hki| jjx| ube| jma| dfp| zey| fxi|